2023.11.19
お世話様です。代表の田屋祐樹です。
商品到着のお礼のメッセージを沢山頂いております。全て返せなくてすいません。まとめて申し訳ありませんが、皆さん、ありがとうございます。
洋梨について思う事。
洋梨の予冷庫と、追熟の様子です。
洋梨は、収穫→予冷庫(2℃)→追熟(10度〜15度)→過食ok と、なります。なんてめんどくさい果物でしょう。収穫してもぎたてを食べることはできません。もぎたては大根みたく固いし甘くないです。
直売所に食べ頃を並べると、日持ちする所が欲しいと言われ、硬めを並べると、今日食べれるやつが欲しいと言われ😂
いや、田屋果樹園のファンの皆様「タヤラー」の皆様に対してぼやくつもりではなくて、洋梨って、売りづらいんです。
それでも、洋梨が好きで、田屋さんの洋梨が食べたい!! と、毎年お問い合わせを頂いたり、ご注文頂いたり、市内のケーキ屋さん、お菓子屋さんから、毎年洋梨のご注文を頂きます。
どこのお店も、素敵なスイーツにしていただいてます。
私は洋梨栽培を2010年から引き継いて今日までやってきましたが、13年目、今年になってやっとコツを掴んできました。
追熟させるには、13度〜15℃前後ぐらいがベストで、11月〜12月になると最低気温が下がるので、追熟ルームの温度も自ずと下がります。そうなると、例えばサンふじ&レクラークセットを発送するには、サンふじの発送時期に合わせて逆算して予冷庫から追熟ルームに移動する必要があります。そのためには最低気温も見ながら予定をたてなければなりません。
レクラークの他にもル・レクチェや、シルバーベル、エル・ドラドもありますが、それぞれ追熟日数(食べ頃になるまでの日数)が違うので、そこも計算する必要があります。
育てる事もですが、収穫後もひと手間必要な洋梨です。 バッチリ食べ頃を召し上がって頂きたいので、もしお手元に届いた洋梨が硬めでありましたら、同梱のしおりをお読みになって上手に召し上がってください。
もし、切ってみて、あ、硬かった💦となってしまったら、安いワインと砂糖を少しと、硬めの洋梨を鍋に入れて煮込むとコンポートになりますので、試してみてください。
今後も日々勉強だと思い向き合っていきたいと思います。
#田屋果樹園 #洋梨
因みにですが、洋梨を全て「ラ・フランス」と呼ぶ、ではなく、ラ・フランスはあくまでも品種名です。