信州は例年よりも寒く、寒暖差のある中で育った雪下の金時人参です。 農薬も化学肥料も一切使用しておりません。ぼかし肥料、微生物資材のチカラを借りて、健康な土作りを意識しています。 金時人参は京人参とも言われ、西日本で栽培されています。東日本での栽培は困難とされてきましたが、宮正ファームでは何度も試験を繰り返し、長野県での栽培に成功しました。 金時人参は日本に存在する東洋人参で唯一の品種ですが、一般に出回る西洋系人参に比べ、カロテンが少なくリコピンが豊富です。このため、カロテンに由来する人参特有の青臭さが少なく甘味が強いのが特徴です。 また、金時人参は西洋人参よりも遥か地中深くにのびるため栽培が難しく「良質の土」が不可欠です。栽培期間も西洋人参より長く、割れやすいため収穫に機械が使えないなど、栽培には手間と時間がかかります。 しかし、宮正ファームではあえて栽培が容易になる砂壌土ではなく、腐植に富んだ粘質土壌を選び、一粒一粒の種を丁寧にまいて時間をかけてじっくり育て上げます。 恵まれた土の力と大きな気温差により、形は土中の抵抗で歪になることはありますが、長野県の大自然から得る力強い美味しさを味わって頂けるはずです。 丹精込めて育てた金時人参をご賞味ください。 包装方法は空きダンボールにて発送させていただきます。 栽培には、化学肥料、農薬、除草剤は一切使用しておりません。