FARM LOT 9がある知多半島は硬い粘土質の土壌です。その土の中で育つ蓮根は肉厚でもっちりとした食感となります。じっくりゆっくり成長するためか、甘み旨みもギュッと濃縮されます。 当農園の野菜はすべて化学肥料や農薬を使用しません。除草剤も使用しないため、夏の暑い時期でも手作業で草抜きをします。蓮根の水田も例外なく水の中に入り、泥に足を取られながらも水草を抜いています。 収穫はよく見られる水圧で掘り上げる水堀りができないため、一本一本手作業で掘る原始掘りで行います。蓮根を傷つけないように丁寧に丁寧に掘っていくのは技術がいります。 そんな手間隙かけて愛情込めて作った蓮根を、ぜひ召し上がってください。 ※表面に赤いサビのようなものが付着していますが、これは蓮根が呼吸して排出した酸素が土の中の鉄分と化合して酸化鉄となったものが付着した「赤シブ」といわれるものです。当農園では少しでも新鮮な蓮根を味わっていただきたいため、茎を切って蓮根の呼吸を止めてしまう「シブ抜き」は行っておりません。品質に問題はございません。 れんこんの表面についている黒色を『黒シブ』と言います。 茎が倒されてしまったとき（強風などで）に、よく見られます。 ​赤シブ同様、品質には問題はありません。