信州の伝統野菜、松本一本ネギです。 松本ではネギと言えば松本一本ネギを指します。 9月に種まき、翌春定植、秋になってやっと収穫。しかも生育途中の夏には一度全て引っこ抜いて地面に寝かせて植え直すという、やたらと栽培に手間のかかるネギです。 寝かせて植えることによりネギは曲がります。 ストレスがかかることで栄養価アップ、旨みもアップ、柔らかさが倍増すると言われています。 なぜあえての土付きかと言うと、ネギは皮を剥いて葉を切った段階から鮮度は失われるからです。 地元の直売所では土付きで販売するのが一般的。 土付きに馴染みがないだろう全国の方へも、可能な限りベストに近い状態で食卓に上がるのが良いではないか、と、悩んだ末に土付きでお送りします。家庭ごみが多少増えます、すみません。 調理前に｢土付きの皮を1枚｣ペロッと剥いてからご利用下さい(緑の葉の付け根部を、下に引くと簡単にまとまって剥けます) また、こちらでは白い部分を食べる文化ですが、緑部は刻んでお味噌汁に入れることもあります(葉に茶色い部分も多少ありますのでそこは避けてください) 生で食べても美味しいですが、加熱すると本領発揮します。 トロットロに柔らかくなって甘みが強いので、すき焼きや鍋にすると絶品です。 10cmくらいの長さに切って、皮に焦げ目をつけてグリル焼きでも美味です。 120サイズのダンボールに4～5kg入れます。 ダンボールはリユース品(スーパーで出る白菜などの箱)を使用しますのでご了承ください。 えらい旨いで食べてみましょ！ 訳: とっても美味しいから食べてみてね！ 【信州弁講座】 ｢食べてみましょ｣=食べてみて！ 標準語の｢～してみましょう｣とは若干ニュアンスが違い、強くオススメ！！の意味合いが強い。 ～ましょ、のイントネーションは｢ま｣を強く発音します。 松本に来て｢行ってみましょ｣｢食べてみましょ｣と言われたら超絶オススメされている、ということになります。