当園のある岩手県奥州市江刺は、藤原初代（清衡公）が住んだ土地。 藤原清衡は2011年6月、ユネスコの世界文化遺産🌏に登録された平泉にある「金色堂」を建立した方です。 奥州藤原3代（初代清衡　2代基衡　3代秀衡）が栄え、中尊寺、毛通寺は海外からも多くのお客様が訪れる観光名所となっております。 そんな土地で園主（千秋）の師匠”高野卓郎（たかのたかお）”さんが育成しユネスコ登録を祝って🎊名付けた甘～い品種のご紹介です。 奥州ロマンは”シナノゴールド🍏”と”つがる🍎”を掛け合わせて育成されました。 シナノゴールド🍏特有の食感”シャキシャキ💧”と究極の日持ち性、つがるの万人受けする”あま～い😋”食味を引き継ぎました。 酸味が苦手な方が、翌年5月までシャキシャキ食べれるりんごです。 この時期シナノスィート🍎等の甘い品種が出回りますが、甘さと食感は奥州ロマン🍎に敵う者はないと私は思っております（個人の感想） ただし、欠点が・・・・・・ 小玉であることから収穫量が少ない・・😥 春先の低温に弱く果面にサビを生じる事・・・😓 完熟すると収穫後でもお尻から割れる事・・・・😭 美味しいですが、製品率が悪く儲からないりんご(笑) 師匠「千秋！こんなにお客様から喜ばれる品種ないぞ！😁」 私「だって儲からないじゃん😩」 師匠「おめは、いっそ金の事ばっかり！😑」 私「若い従業員たち養うには当たり前でしょ😂」 師匠「まず、何本かでも良いから植えてみろ😠、苗木けっからよ（無料）」 そんなこんなで2016年春に20本を作付けした。 収量は上がらない、山間地で低温だからサビは多く製品率は悪い😶。 挙句の果てに、割れた尻には沢山のスズメバチが集まり食害を始める・・😰 かろうじて収穫した奥州ロマンを販売すると・・・・・ 「こんなに美味しい品種は初めて・・今年のお歳暮には奥州ロマン贈って🥰」 「いつまでもシャキシャキで甘く、春になっても美味しい😋」・・等々 喜びの声が寄せられた。 岩手県の全農さんは、収穫後にスマートフレッシュ処理をして翌年5月の桜の開花にあわせて”恋桜🌸こいざくら”ブランドとして販売開始しました。 その価格は1個２００ｇ前後が23個で約6000円（1個260円ほど）✨ ビックリするほどの高値😯 春の行楽シーズンに多くのお客様に喜ばれております。 しかし・・・前述のことから生産者は正直儲かっていません(笑) ご購入いただいた皆様に、そんな畑の風景や生産者の心情を感じながら召し上がって頂けたら幸いです。