行者にんにく、あけびの新芽、たらの芽、うるい、ミツバ、かたくり、野カンゾウ、野アサツキ、ニワトコ、こごめ（こごみ）、野にんじん、山うど、じょんな（やまぶきしょうま）、しおで、山ぶどうの新芽などをの中から３，４品種ほどのお任せセットでご用意します。 6700人を超える出品生産者のいるポケマルでも天然物の山菜を出品する生産者は多くありません。 写真は山うど、行者にんにく、かたくり、あけびの新芽、ミツバ、うるいです。 【ラインナップ】 行者にんにくやかたくり、うるい、山うど中心になりますがご要望に合わせて偏らせたり、単品にする事も可能です。行者にんにく、山うど、わらびなどは単品で出品する予定です。天ぷらや乾かしてお茶にできるヨモギはオマケで入ることがあります。 5月半ばを過ぎてわらび、孟宗も出てきます。わらびはアク抜きに慣れてない方も多いのでここのラインナップから外しています。 人気のこごめはここ数年、春の温暖化や採取地の日当たりなどの変化で量が減っています。コシアブラは少ない地域のため販売していません。天然物は天候による影響も強いで、発送日は完全にこちら都合にさせてもらいます。他にもアマドコロ、シドケなどは扱っていません。 【調理】 山菜は天ぷらや和え物位しかイメージできない方も多いと思いますが、実はオリーブオイルやニンニクで味付けすればイタリアン風に、ごま油やお好みの醤と合わせれば韓国料理風になります。 さらに和え物は胡麻和え、クルミ和え、白和え、味噌和え、マヨネーズ和えなど色々。手抜きで市販のごまだれでも美味しいです。山菜を単品で和えず、複数品種使うと味が複雑になります。塩揉みして手作りキムチに混ぜておけば簡単に山菜キムチも作れます。 【天然物の山菜】 天然物ゆえ、安くはありませんが、天然物の苦味や鮮度を楽しんでもらえればと思います。販売時の登録上、野菜の項目ですが、天然山菜はわずかな除草作業以外は特に手をかけませんので、野菜よりさらにナチュラルな生育環境で自然に寄り添っています。項目的に一番ニュアンスが近いという事で野菜となっています。 山菜はEdible Wild Plantsと英語では言います。直訳で食用の野生の植物となります。野生であるというところがすでに野菜とは違います。 また天然物は促成栽培ものよりも苦味が多いとか、アク、トゲ、皮むきなどが多く、どうしても手間のかからない山菜に偏った注文が多いです。我が家は手間がかかる山菜ほどおいしいと思いますし、それが山菜本来の姿です。 アクの多くはポリフェノールであり、田舎のアクに慣れている人はあまり気にならない人も多いですが、自分が大丈夫でも送った先の方はダメだったなんて事もあります。今時の食生活は味は濃いけど栄養価は薄いなんて問題もありますが、それに通じるのかもしれません。 【食文化の傾向】 山菜の多くはアクが強く、塩漬けして冬場の保存食にするというのがベースとなっていますが、近年は天ぷらにしやすいとか、葉物野菜のように茹でるだけでいいという事にニーズが高く、価格もそちらの方が高い傾向だったりします。 下処理のいらないような山菜がお望みの方は、申し訳ございませんが別の生産者をご利用いただくといいかと思います。 【発送など】 すべてクール便価格の送料となります。クロネコヤマトで80サイズ、多めで100サイズに収まるように梱包するのでぎゅうぎゅうになる事もあります。多めは倍くらいの量が入ります。1人で食べきれる量ではありません。 昔ながらの食文化に繋がるような地味なラインナップですが新鮮なものを提供します。山菜は旬が短い事もあり取り扱いが難しいので、発送日の指定はお受けできませんし、旬がすぐに過ぎることもあり、ご要望にお応えできないなど至らぬ点はご理解いただければと思います。 八百屋などにも発送しながらという事もあり、受注数も強めに制限をかけて、1日の発送件数を少なめにしますのでご了承ください。