【2022年新茶】手摘み高級煎茶「山翠園の雅(みやび)」50g袋入り

●山翠園のあるところ　 　山翠園がお茶づくりを行う静岡市の山間部は、本山茶産地と呼ばれ、800年以上の歴史を持つ産地です。急傾斜地が多く機械化はなかなか進みませんが、それでもお茶を作り続けたくなるほど、お茶が美味しいところです。 ●希少な手摘み茶 　茶葉の収穫は、一般的に2人用の可搬型摘採機か、1人で作業が出来る乗用型の摘採機を用いて行います。1台の機械で1日に収穫出来る茶葉は、1000㎏～2000㎏ほどになります。そこから製品の荒茶200㎏～400㎏くらいを作ることが出来ます。 一方の手摘み茶は、お茶摘みさん1人で摘める新芽が1日に6～12㎏ほど。そこから作られる製品の荒茶で1㎏～2㎏ほどしかできません。 それゆえ、現代のお茶づくりでは、新芽の摘採作業はほとんど機械で行われています。 (山翠園でも、年間に収穫する茶葉の99%は機械で摘採しています) ●手摘み茶の魅力 　山翠園の雅は、職人が1芽ずつ丁寧に手作業で摘み取った新芽を、山のお茶らしい若蒸し製法で製造しています。 お茶の新芽は、摘採から時間が経つと、少しずつ酸化していき、味や香りが変化してしまいます。この酸化が最も進みやすいのが収穫時に出来る切り口からになります。 手摘みのお茶は機械摘採と異なり、新芽の茎のみを折り取ることで、新芽の切り口を最小限に抑える事が出来ます。これにより、雑味や酸化による香りの変化を抑え、お茶本来の味や香りを楽しむことが出来るのです。 　また、「機械じゃまだ数日待たないと刈れないよね…」といった極めてミルい(若くて柔らかい)新芽も、手摘みならば摘み取る事ができます。機械ではまだ刈れないような極ミルの新芽を、最小限の傷にとどめて丁寧に摘み取り、しっかりと揉み上げたものが手摘みのお茶になります。 お茶摘みのプロたちが丁寧に摘み取った新芽をしっかりと揉み込み、鮮度香とミル芽香を損なわないよう大切に仕上げました。 山翠園の誇る希少な手摘み茶、是非味わってみてください。