▼自己紹介 はじめまして。前田農園の前田浩文と申します。 和歌山県で桃、イチゴ、キウイフルーツを家族で生産している農家です。 私の農園では、約120aの桃畑で、約20品種の桃と20aで、3品種のイチゴ、15aでキウイフルーツを栽培しています。 大学を卒業後、大阪、東京で営業の仕事をしていましたが、家庭の事情でUターンし、人間らしく生きるために、30年前に就農しました。 私の生産した農産物を買っていただいたすべてのお客様に”本物の味”をお伝えすること。満足していただくこと。幸せな気分になってもらうこと。 ▼前田農園のイチゴ ポケットマルシェにおいて2021年の夏の桃より御利用頂き誠にありがとうございました。冬から春にかけて、前田農園のイチゴを是非とも御利用下さい。 前田農園のイチゴは両親がイチゴを作り始めて、今期で46回目(46年目)です。今前田農園では、”紀の香”(和歌山県オリジナル最新品種)と昨年までの主力品種　、”紅ほっぺ”と今年99%枯れてしまった”まりひめ”の３品種を約15a栽培しています。 ◎今期のイチゴ 46回目のイチゴづくりは過去にない最大の苦労をしました。育苗期の水管理の失敗により、病気が蔓延し、まりひめの苗の99%、紅ほっぺ60%が枯れてしまいました。 9月の定植時には全体の6割程度しか苗がなく、唯一生き残った紀の香で11月末まで苗作りをして12月末まで植替え、補植をしています。 ◎こんな苦労をして作った”イチゴちゃん”ですが12月現在【味、品質とも満足のいく仕上がり】になっております。是非御賞味いただければ幸せです。 ▼前田農園のイチゴへのこだわり イチゴは育苗から収穫最終まで約1年間と栽培期間が長く、まるで子供のようです。またイチゴは一年限りで、収穫が 終われば処分してしまいます。だから、今期のイチゴは、 私の人生で一度しか出会えないとても愛しい”イチゴちゃん” なのです。(私の家族は皆、イチゴちゃんと呼んでいます) 愛しい”イチゴちゃん”だから、少しでも快適なストレスのない環境で一生を終えさせてやりたいと思っています。 ▼前田農園のイチゴへの想い 【イチゴちゃんとの対話】 イチゴの作業をする時、常に愛情をもって感謝の気持ちを忘れずにイチゴと接すると、イチゴの喜怒哀楽がものすごく伝わってきます。【嬉しい時、元気な時】は葉が輝き、逆に” 【悲しい時、苦しい時】は葉のつやがなくなります。そんな時は、“イチゴちゃん”に謝ったり励ましたり、より多くの声かけをします。そうすれば、”イチゴちゃん”は必ずこたえてくれます。 ▼微生物+酸素農法 土づくりは、今期で46回目になりますが毎回必ずしている事がありそれは【自家製堆肥を作り、利用すること】です。 前田農園では”イチゴちゃん”の快適な環境づくりの一環として根っ子の健康をテーマに【微生物利用】を30年以上続けています。微生物は、有機物の分解や肥料・水の供給を24時間休まず、根っ子の健康のために働いてくれます。 またイチゴの樹勢や花の角度を観ながら根っ子に【酸素】を与えるとイチゴの活力が蘇ります。 ▼商品概要 平成28年に種苗登録された和歌山県オリジナル最新品種です。和歌山県より栽培許諾、自家繁殖の許可が出て2シーズン目、前田農園でも2回目の栽培となり機嫌を取るのがむずかしく日々、紀の香の声を聞きながら四苦八苦しながら栽培技術の確立を目指しています。 ▼品種・味の特徴 ’’芳醇な香り" "スッキリとした大人の甘さ” ▼数量、分量の目安 1箱500g(12粒〜15粒) 1粒35g以上の"厳選した大粒"

2022年1月3日追記

今回お届けするイチゴは、TOP画像の1.2枚目が商品見本です。