★無農薬 ★無肥料 ★田んぼ周りの畦なども除草剤を使わずに栽培しています！ ～　ササニシキ　～ 　宮城県生まれのお米。かつてはコシヒカリとともに両横綱と呼ばれた人気品種です。1993年の冷害で大きな被害が出たため、それ以降大幅に栽培面積が減り最近では見かけることが少なくなりました。倒れやすく栽培の難しいササニシキですが味は良くさっぱりしているため飽きないお米です。 ～　ササニシキの特徴　～ ☆炊きあがりの香りの良さ！ ☆甘すぎずあっさりした味はおかずとの相性も◎ ☆べとつかず口の中でほどける食感！ ～　種と出会う　天然麹菌　2017年4月下旬のこと　～ 　種まきの準備で黒米の種籾をふるいにかけていると丸い苔のようなものが出てきた。何かなと思って手に取ると苔の真ん中に籾がある。天然麹菌！ちょっと驚いた。なかなかお目にかかれない。米の品種は多いが天然麹菌が付くものは少ない。以前『ハツシモ』に天然麹菌が付いているのを見せてもらったことがあったのでそれ以来になる。去年の黒米は種を増やす為に栽培していただけなので、生産に入れるのは今年から。まだ種まきもしていないが、早くも手ごたえを感じてしまう。それも仕方ないことと思う。なにせ他にも10個ぐらい天然麹菌が出てきたのだから、つい期待してしまう。多くの農家が種を業者から購入しているので、こんな出会いがあるのは自分で自家採種している農家だけだろう。 ～　稲妻　５月末日、６月１日のこと　～ 　空が騒がしい。久しぶりに雨が降った。雷もよく鳴り響いている。このところまとまった雨が降っていなかったので水路の水も頼りない。畑はよく乾くが、田んぼには水がほしい。待ちに待った感がある。梅雨に入ると今度は雨の多さに悩む。天気は自然でこちらの思うようには動いてくれない。天候に苦悩することもあるが勿論恵みもある。以前聞いた話だが雷が鳴ると米がよく育つと言う。雷と米になんの関係があるのか。初めはわからなかった。私は特に肥料を使わないが、肥料を与えれば作物がよく育つのはしている。肥料も色々あるがその一つは窒素である。その窒素を雷が供給してくれるらしい。大気中にある窒素が雷の放電によって雨に溶け地上に降り注ぐ。それを稲が吸収してよく成長するらしい。天然の肥料というわけである。雷は稲を育てる。それゆえ稲妻と呼ぶらしい。どこまで正しいかはわからない。嘘ではないが本当でもないかもしれない。なにぶん聞いた話である。 #おこめ#玄米#農薬不使用#無施肥