▼自己紹介 松本養蜂総本場は、昭和16年(1941年)福島県会津若松市で創業し、1950年の会社設立後、3代目蜂場主・松本雄鳳(ゆうほう)が現在の礎を築きました。 レンゲやクローバーを始めとした平地に咲く花を主な蜜源とした「西日本型養蜂」に対して、ブナの木をシンボルに混成する栃の木、山桜、ナラ、ミズナラ、キハダなど数十種類の樹木で形成された天然林をベースに、それらの木々に咲く花を主な蜜源とした「会津方養蜂(東日本型養蜂)」を行っています。 花を求めて移動することもある西日本型に対して、標高差によって季節折々の樹木が花を咲かせる奥会津のブナの森では定住しながら多種多様な採蜜が可能となり、森林が70%を占める日本ならではの養蜂スタイルといえます。 保水力に富んだブナの自然林は、肥沃な土壌をもり、国の天然記念物に指定されているイヌワシを頂点とした食物連鎖が自然に形成される完璧な小宇宙。 その森の力が凝縮されたはちみつの魅力を伝えるために、それぞれの蜜源樹の個性的な香りと味わいを生かした、単花蜜シリーズに力を入れています。 ▼商品概要 国産で唯一の有機はちみつ（JONA 日本オーガニック＆ナチュラルフーズ協会認証） 広大な奥会津のブナ林で採蜜し、繊細な花の香りを閉じ込めました。 【ブナの森という贈り物】 会津地方の蜜源は、東北のブナ林帯の中でも、一番南に位置していて、標高約200ｍの会津盆地から約1.000ｍを超える森林地帯にまで及びます。そして、その中心となるのが新潟県に隣接する”奥会津”。 2007年4月、林野庁は日本有数の豪雪地帯としても有名な只見町、金山町らにまたがる約83.000haの国有林を「奥会津山地森林生態系保護地域」に指定しました。 これは、原生的で学術的に価値の高い森林を保護していきますという国の表明です。 日本の代表的なブナ林で、1993年にユネスコ世界自然遺産に登録された白神山地のそれが約17.000haですから、奥会津の森がいかに広大かがわかります。（本州ナンバーワン！） 猛禽類の頂点に立つイヌワシが優雅に舞う大空の下、樹齢250年、樹高35ｍ、直径4ｍにも及ぶブナ・トチ・ミズナラなどの大木が天に向かってそびえ立つ深い深い奥山のふもとに、当社の有機はちみつ蜂場があります。 【森からつむいだ、国産では初めての有機はちみつ】 「森の番人として森の未来を見守りながら、より美味しくて、ご安心いただけるハチミツをお届けしたい」 その想いは、農林水産省登録認定機関として活躍し、世界的にも権威のあるJONAとの出会いに繋がりました。 そして世界規格を基に日本特有の気候や環境を加味した厳しい「有機養蜂生産基準」が定められ、幾度となく試行錯誤を繰り返しながら、ついに2006年日本初の国産有機はちみつの生産に成功しました。 【有機はちみつとは・・】 [汚染の無い採蜜源] 巣箱から半径4ｋｍの範囲で2年以上に渡り、農薬等の汚染リスクの無い蜜源。 [有機認証基準に従って飼育したミツバチ] 伝染病・ダニ等への抵抗力強化の為の女王蜂、働蜂、雄蜂の管理・育成と、養蜂具・備品・資材の管理。 [有機認証基準に従って生産・保管・商品化・発送] 全ての作業に内部規定文書を作成し記録・管理し、汚染リスクの回避、一般品との混同を回避。 【太古の昔から変わらぬ効用、あふれる野趣味】 はちみつは、各種ビタミンやミネラル、酵素、抗酸化物質の宝庫で、強力な殺菌力も備えています。 実際、古代エジプトの古文書やインドの伝統医学「アーユルヴェーダ」、中国の医学書「本草綱目」でも、様々な効用が伝えられてきました。 生物多様性に富み森林植生の原型が維持されている、もはや世界的にも確認するのが難しくなってしまった奇跡とも云うべき奥会津のブナ原生林。 昔から変わらぬその豊かな森の大自然を連想させる、野性味あふれる素朴な味わいを、未来永劫、皆様のもとへお届けするのが我々の使命です。 ▼数量、分量の目安 ・有機はちみつ 栃の花　120g ・有機はちみつ きはだの蜜　120g ・専用ギフト箱