安藤勝利 | 鹿児島県ｵｰｽﾄﾘｯﾁ事業協同組合

産まれは鹿児島県の奄美大島郡島の喜界島（鹿児島県と沖縄県の中間あたりにある周囲48キロの小さな島です）、現在は妻と３人の子供と共に鹿児島県鹿屋市在住です。 鹿児島の大学を卒業後、鰻専門の漁協に約20年経理の仕事に従事していましたが全く未知なる分野のダチョウの飼育に興味を持ち漁協を辞めダチョウ畜産に取組む。 経費節減の為、手作りのダチョウ牧場作りで約３年、畜産は未経験の為、手さぐりでダチョウの飼育方法を独学で学び多くの失敗を繰り返しながら5年が経過しやっと生産が見込める様になり全国初となる県域のダチョウの組合、鹿児島県オーストリッチ事業協同組合を設立。 組合設立後販路がゼロだった為、ダチョウ肉の普及活動を東京、大阪の首都圏で展示会の出展やイベント活動、テレビ、ラジオ、新聞等取材に応じながら普及活動を始める。 ダチョウ肉が徐々に広まり需要が多くなってくる中、より美味しくより安全な肉作りの研究に取り組み、自己配合飼料には、動物性飼料（魚粉等）は使用せず植物性飼料のみを使用。又、抗生剤、成長促進剤等の薬品も一切使用せず自分の子供に食べて貰えるような安全な肉の追求をしています。 ダチョウ肉はお肉の中では高蛋白、高鉄分、低カロリー、低脂肪と体に優しく、尚且つ体脂肪の燃焼を促進する”カルニチン”、運動機能促進させてくれる”クレアチン”、疲労回復に有効な”アンセリン”等も豊富に含まれている為、高齢者や女性、中高年メタボ、お子様にと幅広く有効であり臭みや癖がなく食べやすいのが大きな特徴です。 将来的には牛、豚、鶏に次いで第4の食肉として全国に普及出来たらと思っています。