末澤拓朗 | グリーンスマイル

「はじめまして。グリーンスマイル園長の末澤拓朗（すえざわたくろう）と申します。香川県にある小さな農園で農薬・化学肥料に頼らず旬の野菜を一年を通して育てています。 当園は以下の内容を念頭に日々農業を励んでいます。 １若い世代の方たちに農業の魅力を知ってもらいたい。 近年、農業の現場では耕作放棄地の増加や担い手不足が深刻な課題となっています。こうした放棄地を有効活用し、地域の資源を生かした新しい農業の形を提案しています。また、若い世代の皆さんにも農業の魅力や可能性を知ってもらいたいと考え、体験イベントやワークショップなども積極的に開催しています。 「作る人」と「食べる人」が直接つながることで、お互いの顔が見え、安心や信頼、そして笑顔が生まれると信じています。 ２生産者と消費者が共存し、持続可能な農業を目指していく。 生産者と消費者の共存を目指す農業体験は、農作業や食の現場を消費者自身が体験することで、相互理解と信頼を深める取り組みです。たとえば「体験ファーム」では、生産者が消費者を農園に招き、苗植えや収穫まで一連の農作業を体験してもらうことで、自然や食の大切さ、生産現場の苦労や工夫を直接伝えています。このような体験を通じて、消費者は食材や農業への関心を高め、生産者は消費者の声を知ることができ、持続可能な農業や地域社会の活性化につながります。また種は自家採種できるものを選び、肥料は（緑肥・かき殻・魚粉・米ぬか・油粕など）有機質肥料を使用し環境に負荷をかけることがない循環型農法を心がけています。 ３自然と共存しながら農業を行う 私の農業の原点は、「自然に抗わず、共存すること」です。畑では農薬や化学肥料を使わず、草や虫、微生物など、畑に生きるすべての命とバランスをとりながら作物を育てています。無理に自然をコントロールするのではなく、自然の仕組みを活かしながら、季節や旬を大切にし、自然のリズムに寄り添った農業を心がけています。 ≪グリーンスマイル　年間野菜ラインナップ≫ 春: タマネギ（3月-6月/万能野菜でどの料理にも合います） 　 菜花（野良坊菜）(３-４月/グリル焼きがおすすめ) 　 にんにくの芽（4月下旬-5月上旬/お肉との相性抜群） 　 生にんにく(5月下旬-6月上旬/ホイル焼きや醤油漬けにして) そら豆(5月中旬-5月下旬/皮付きで焼くとホクホクで絶品) 　 じゃがいも（6月下旬-8月） （ながさき黄金・西海31・アンデスレッド・キタアカリ・メークイン） 夏: 丸オクラ(7-9月/角おくらより柔らかく生食にぴったり), 　 つるむらさき(7-9月/おひたしや胡麻和えに) 　 モロヘイヤ(7-9月/炒め物やおひたしに) ピーマン(8月-11月/肉つめやサラダに入れても最高） 秋: かぶ(11月-12月/みそ炒めや煮物に), 　 ビーツ(11月－12月/クリームシチューやポタージュに) 　 じゃがいも（12月-2月/味が濃くクリームシチューやコロッケに） （ながさき黄金・西海31・アンデスレッド・キタアカリ・メークイン） 冬: 大根(12月-2月/お味噌汁や大根おろしにしてお鍋とともに), 　 ニンジン(12月-2月/クリームシチューや煮物にピッタリ), 　 白ネギ(12月-2月/みそ焼きや鶏肉とともに炒めてみて),