ポケマル/ポケットマルシェ
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石濱興寿さんの投稿

  • 2019.5.27
    ‪【#ポケツイ同時投稿】‬ ‪なにかを発信するとき、「今〇〇やってます」よりも「今〇〇について考えています」と言う方が、やっぱり自分の性に合っていると思う。‬ ‪#ポケツイ連動‬
  • 2019.5.25
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    【田んぼデビューは何歳?】 こんにちは!農民イシハマです! 今年も田植えの季節になり、着々と田んぼに稲が植えられています。写真に写っているのは、「ゆうだい21」という品種の苗です。予想より早く草丈が伸びてきたので、予定よりも1週間早く植えることになりました。稲にとってはちょっと早目の田んぼデビューです。✨ 実は稲にも、人や動物と同じように「年齢」のようなものがあります。今現在稲がどの成長段階にあるのかを見極めるために数えられるもので、「葉齢」と呼ばれています。葉齢がいくつの時に田んぼに移植すればいいか、いつ追肥すればいいかなど、栽培管理のタイミングを図る上では非常に参考になります。 ヒトや動物は生きている年数を基準に「1歳、2歳」と数えていきますが、稲の場合は少し変わっていて、出てきた葉っぱの枚数を基準に「1葉、2葉」と数えます。はじめに「この葉っぱが出たら1葉」という基準があって、その後に葉っぱが1枚ずつ出るたびに足し算していくのです。🌱 さらに稲の葉齢は次の葉っぱが出る前の成長途中の葉っぱを小数点で数えます。ここはヒトの年齢とは違いますね。下の図の場合第3葉がほんの少し出てきているので、2.1葉といったところでしょうか。ここはほとんど数える人の感覚に頼るので、数えられるようになるには少しだけ慣れが必要です。🏃‍♂️ さて今年のゆうだい21ですが、田植えした時の葉齢は全体的にみて2.1〜2.5葉くらいでした。今年の目標としては3.5葉くらいで植えられればと考えていたのですが、思いのほか草丈の伸びが早く予定が前倒しになりました。あまり長くなりすぎると田植え機でうまく植えられなくなってしまうので…。 ただ相手が生き物なので、あまり僕の意思で成長を支配し過ぎたくないという思いもあります。ヒトの場合も「背の高い小学生」とかいたりしますし、今回はそういうことで。👍 とは言え、「お米作りは苗半作」と言われる世界。まだまだ伸び代だらけです。 右図の出典↓ http://www.kannousuiken-osaka.or.jp/nourin/gijutsu/techinfo/tebiki/basic/
  • 2019.5.21
    ‪【#ポケツイ同時投稿】‬ ‪お酒の出来に影響すると言われている、酒蔵の柱や壁に着いたカビや麹を酒蔵のひとが「ご先祖様」と呼んでいるという話をテレビで見た。その話を聞いてから、僕にとっては稲がご先祖様なんじゃないかと思えるようになった。種もみは他県出身(?)だけど。‬ ‪#ポケツイ連動‬
  • 2019.5.9
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    【代かきの季節。】 こんにちは!農民イシハマです! いよいよ田植えの季節に入り、そこかしこで田植え機やトラクターが走り回っています。うちの田んぼにも水が入り、田植え前の下ごしらえである「代かき」が始まりました。 「ドライブハロー」と呼ばれる機械で土と水をこねて平らにして、水持ちを良くしたり苗を植えやすくしたりします。校庭のグラウンド整備に使う「トンボ」が巨大化してクルマがついたやつを操っているようで、けっこう楽しいです。前後ろに細やかに動かすので、クルマのバック駐車が上手くなりそうです。🚜 代かきの作業では、田んぼの表面を平らにすることが重要だと言われています。稲の育ち方や雑草の抑制力を均一にすることができるからです。米作りを始めた時から、僕は「とにかく平らにすること」だけに執着し、田んぼの中を縦横に進んだりクルクル回ったりして「平らになれー、平らになれー」と力技を発揮していました…。水口を開けて何日待っても水が端まで回りきらないことも多く、窓拭きワイパーのように水を動かすこともしばしば。 しかし、それでは土を練りすぎてしまって稲の根張りが悪くなり、秋に倒れやすくなってしまうそうです。確かに、うちの田んぼでは今まで倒さずに秋を迎えられたことがありません。 やっぱり練りすぎてたか…。🤔 (※もちろん、適切なやりは地域によって異なるので、田んぼによっては土を良く練った方が良い場合もあります。) ところが、今年はどういうわけか水が田んぼの端まで回ってくれるようになりました。おかげで少ない水で代かきができ、今までで一番キレイに仕上がりました。嬉しい。☺️ 水が回った理由としては、水を入れる前に土をしっかり砕いたことが考えられます。今までは「どうせ代かきの時に細かくなるから」と思い、燃料の節約も考えて粗く耕していました。しかし今年は雑草を埋め込むために何度も耕していたので、水を入れる前から土が細かくなっていました。 その結果結果細かくなった土は毛細管現象を発揮して、スポンジのように水を吸っていたのでした。仕事は丁寧にやらないとダメということですね。次はちゃんと耕そ。😅 今年は倒さず刈れますように🙏 ◯元号も変わったことなので、名前を「農民イシハマ(旧お米の石浜)」から「農民イシハマ」に変更しました。これからより農民っぽいことやっていけたらなと思っています。よろしくお願いします。
  • 2019.4.20
    ‪【#ポケツイ同時投稿】‬ ‪人間が世話をし過ぎないで「いきものまかせ」にするのは、ある意味最高の自動化なのかもしれない。‬ ‪ただ相手が「いきもの」なだけに、その意思を尊重することには気を配らなければならない。‬ ‪...まずはどうにか意思を汲み取らなければ。‬ ‪#ポケツイ連動‬
  • 2019.4.1
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    【#ポケツイ同時投稿】 ウルトラ上手に、塗れました。 (史上初めて...) #ポケツイ連動
  • 2019.3.19
    ‪【#ポケツイ同時投稿 】‬ ‪米こうじは、元々有毒だったカビの中から毒の薄いやつを選抜して家畜化したものだったと最近になって知った。‬ ‪ならば、麦類の赤カビ病菌を選抜・無毒化して麦畑に撒いたら、生物農薬みたいに使えないだろうか?🤔‬ ‪(マニアックな話...)‬ ‪#ポケツイ連動 ‬
  • 2019.3.15
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    【「耕す」について考える】 こんにちは!農民イシハマです。 2月の半ばにはいった頃、堆肥を撒き終えた田んぼの田起こしをしました。今回は、農民の象徴的な作業である「耕す」についてのお話。👨‍🌾 実は「耕す」という単純そうに見える作業にも、それをこなすために考えなければならないことは沢山あります。 僕が初めてトラクターを自力で運転することになったとき、取説をメーカーのwebから取り寄せて基本的な操作方法を覚えました。しかし実際に田んぼを耕そうとすると、どこから耕し始めて、どのギアを選んで、どれくらいの深さで耕すべきなのか、ほとんどが手探りでした。一年間のうちいつ頃耕すのがベストなのかも分からない。🤷‍♂️ 当時はいろんな農業の本を読んで、自分なりに「耕す」のスタイルを組み上げていきました。今でも自分のやり方が正解なのかどうかわかりません。むしろなにが正解なのか、自分で決めなければならない。💯 畑や田んぼを「耕す」ことの目的はいろいろあります。イネの切株や雑草を土の中にすき込んで除去する。土と肥料をかき混ぜる。土の中に空気の通り道を作って柔らかくするなど。ロータリー(耕す機械)のメーカーの方の話では「この機械で耕す目的は、田んぼ一面の土をプランターみたいにすることです」とのこと。 しかし、僕が参考にした農家さんの本では「人間が耕さなくても土の中のいきものたちが代わりに耕してくれる」といったり、「深く耕しすぎると微生物のそれぞれの居場所がかき混ぜられて本来の能力を引き出せなくなる」といった考え方も載っていました。うーむ。どうしたものか。🧐 そこで僕は「稲刈り直後の田んぼはいきもの任せにして、春になったら雑草がなくなる程度に耕そう」と考え、今までは浅く控えめに耕していました。ところが、「稲刈り後の稲株を残しておくと、病気を媒介する虫の卵が株の中で越冬してしまう」という新たな情報が。確かに、昨年はイネの下の歯が枯れる「縞葉枯れ病」という病気がちらほら出ていたような気が…😨 農薬は使わないようにしているので、対策としてできるのは稲刈りのすぐ後に「秋起こし」をして虫の卵を冬の寒さに晒すこと。よし、今度はちゃんと耕そう。🚜 しかし、なんやかんやありまして実際には冬になってからの作業になってしまいました。さらに今年は暖冬で、寒い日が少ない…。なんかおもってたんとちがう。(あっ)🤭 それでも2月ごろ何度か寒い日はあったので、いきなり春起こしするよりかは多少違うかもしれません。効果があったかどうかは、植えてからのお楽しみ。 というわけで、今年も米作りが始まります。🌾
  • 2019.3.4
    【#ポケツイ連動】 農家の日常はパズルの連続です。 毎日がレイトン教授。
  • 2019.3.2
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    【堆肥撒きました】 こんにちは!農民イシハマです。 1月の終わり頃、田んぼに堆肥を撒きました。使ったのは、ニワトリのフンを発酵させて作られた「発酵鶏糞」というものです。父が亡くなる前に買い置きしていたものを未だに活用しています。1年分しか買わなかったとのことなのですが、元々が大規模農家だったので今の規模ではなかなか使い終わりません。😅 長いこと放置されていたので保存状態が悪く、水気を含んで塊ができていました。機械を使うと詰まってしまうので、スコップでほぐしながら人力で撒くことにしました。 肥料をあげるのは、植物に栄養を与えるため。農業に関心のある方なら「なんで肥料を撒くのか」というのはなんとなく分かるかと思います。ではなぜ「堆肥」を撒くのか。 作物が美味しくなるから?自然由来で食べる人になんとなく安心感を持ってもらえそうだから? それもあります。しかし、僕が田んぼに堆肥を撒く一番の理由は、「土が生き物にとってやさしい場所になる」からです。🐜 土は水を含んだり、栄養素を保持する力があります。生き物たちが生活するとき、乾きすぎていたり水が多すぎたりすると、居心地が悪くなります。また栄養素が減りすぎたり突然増えすぎたりしても、生き物たちには過酷な環境になってしまいます。私たち人間も、喉がかわいたり水を飲みすぎたりすれば体調を崩しますよね。血糖値が急に上下しても同じです。 そんな土の中の急な環境の変化を和らげてくれるのが「有機物」、つまり堆肥です。有機物が十分に含まれている土は、環境の変化に対してクッションのようなはたらきをして、水分や栄養を生き物たちにとって「ちょうどいい具合」に保ってくれます。 そして不思議なことに、有機物と栄養素を備えた「田んぼの肥えた土」はイネが一番栄養を必要とする「稲穂の赤ちゃんができる時期」に最も栄養素を放出します。なにか打ち合わせをしてるわけでもないのに、土の中の生き物たちとイネの呼吸が合っているのです。🙉 化学肥料という栄養素の塊を 必要な量とタイミングを計算して人間が与えることもできますが、僕は面倒くさがりなので有機物の力を借りて生き物任せにしています。☺️ 他にも理由はありますが、長くなるのでこの辺にしておきます。いや、もう十分長かったですね。(笑)最後まで読んでいただき、ありがとうございました。🙇🏻‍♂️ 土は不思議がいっぱい。
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