加藤淳也 | 大洋丸

はじめまして。 前は海、後ろは山という町に生まれ育って四十数年です。信号機が１つ、電車も通ってない本当に素朴な町で養殖業を営んでおります。 三重県の南部に位置し、南伊勢町と、尾鷲市や紀北町との間にある小さな漁師町です。 隣町の紀北町との境には、世界遺産熊野古道のツヅラト峠や荷坂峠があり、四季折々の景色がとても素晴らしいです。 自分の親の代から50年以上続いている養殖です。私自身は七年ほど前から後を継ぎ、小規模ながらコツコツと、毎日仕事に従事しております。すべての鯛に目をやり、愛情をもって育てております。 でもこの新型コロナの影響は今までになく悲惨な状態です。万単位の数の鯛が売れずに残っています。 今は１番辛い時です。１尾でも多く売れることを願ってます。 皆さん、くれぐれもコロナ感染に気をつけて、この不況を乗り切りましょう！