藤本泰美 | ふじもと農園

【ふじもと農園について】 代々の農家でしたが、戦後は一般的な兼業農家として農業経営をしていました。 母の代からメロンのハウス栽培を始め、徐々に農地を拡張し、現在は、メロン以外に「私たちの地域の土や気候に合った美味しい野菜」を中心に新たな品目や珍しい品種の栽培にも挑戦しています。 私達夫婦と息子との家族による専業農家として主に近隣の直売所に農産物を出荷しており、皆様に感動し喜んでもらえる美味しい野菜を届けられる農園を目指して試行錯誤の毎日です。 【地域の紹介】 私達の暮らしている厚保(あつ)地区は、山口県の内陸部、美祢市の西部に位置し、豊かな自然に囲まれた寒暖差のある地域です。 その自然条件のため、野菜や米などが美味しく育つ地域として知られています。 また、霧が発生しやすく、その気候は栗の生育に適していて甘く大きな実の「厚保栗」の産地としても有名です。 【野菜作りは土作り】 私達は作物の栽培に関して「土作り」を大切にしています。 ふじもと農園では市内の「牛の健康状態」を考慮した肥育牧場で作られている「菌耕ヒューマス」という天然の堆肥を使用し菌である有機微生物のチカラで健康な「活きた土」を作ることにこだわっています。 【サラダかぶ】　 実は生でも食べられ、葉っぱも美味しく食べられるふじもと農園の「かぶ」。 皮と繊維の部分が手で簡単に剥けるのも特徴で、名前の通りサラダにして食べるのもアリですが、一般的な「かぶ」よりも様々なバリエーションでたべられます。 大きめに切った「かぶ」をシンプルに弱火でじっくり焼いたり、煮込んでポトフやポタージュにしたり、是非、味や香りを活かした様々なカタチでこの「かぶ」を楽しんでください。 この「かぶ」の栽培を始めて5年になります。他の作物より湿気気温に敏感で試行錯誤の連続でしたが、やっと安定して収穫できるようになりました。 直売所のお客様にも認知してもらえ、お客様に「美味しかった」という声を頂戴したり、農園を直接尋ねていただけることもありました。 また、ホテルや食堂でも使用していただくこともあり、今年は、美祢ブランド認定商品「ミネコレクション」にも認定されました。