山家一彦 | 不忘果樹園

当園は、自然豊かな蔵王で梨の栽培を始めてから100年になりました。 私たちは、先代・先々代から受け継いだ想いを大切にし、「おいしい果物を皆様に届けたい」という一心で日々努力を重ねています。果物づくりの基本は「土づくり」だと考え、土壌の健全性にこだわっています。油かすや骨粉といった有機質肥料を使用し、植物が自然の力で育つ環境を整えています。また、地域資源を活用する取り組みの一環として、畜産から得られる堆肥も積極的に取り入れています。 人間がサプリメントだけでは健康を維持できないのと同じように、植物も自然の栄養を取り入れることで丈夫に育ちます。こうして、健康な木からこそ、本当においしい果物が実ると信じています。