石川県羽咋郡宝達志水町
元屋由香 | 自然農園「もと屋」
玄米珈琲 玄米スープの素 スギナごま塩
【「お互いに顔の見える農業」を実践したくて】
鶏インフルエンザやBSEなどが問題となっていたときに、食の安全について深く考えるようになりました。行過ぎた経済優先の結果、偽装などが横行する社会で、最終的に信じられるのは人と人、顔の見える繋がりだと考えるに思い至り、自身が信頼に足る農家になることを志しました。
また、耕作放棄や高齢化の問題、自然環境を維持するという点でも、自分が農業をすることで少しでも貢献できると考えました。生産がメインの大規模農家ではなく、少量多品目で「お互いに顔の見える農業」を実践しようと思いました。
【自然は自ら豊かになる方向性を持っています。】
大学時代から環境問題に関心を持ち、環境関連ということで東京の会社に就職。主に省エネルギー装置などの業務に携わりましたが、大きな省エネ効果が計れる機械でも、補助金や法整備、そういうものが無ければ進まない、そういう仕組みに自分なりに限界を感じていました。
土と太陽と水と空氣。本來、この無限ともいえるエネルギー・資源で人は豊かに暮らしてけるはずです。当園では、一切の肥料・農薬・除草剤を使わない自然栽培のみを実践しています。自然力だけで栽培すると、収穫量は一般栽培に比べ少なくなり、かつ病害虫や雑草対策にも手間隙が掛かります。そのため経営面積を一般のように拡大することは難しく、経営的にも容易ではありません。しかし、それが本当に身の丈にあった農であり栽培方法であり永続可能な本來の道であると信じ、自然の恵みを頂きながら農業を続けられる事、そしてそのことをご理解いただけるお客様に支えて頂ける事に感謝いたします。
また、9.11事件をきっかけに、利権で動く世界と縁を切りたいと考えるようになり、もっとも良いのは一切の資材を使わない自然栽培だと考えるようになり、現在に至ります。
当園がお米を栽培している地域は石川県でも特に美味しいお米が取れる地域のひとつといわれています。アユやヤマメが泳ぐ清流から、夏でも冷たく、澄んだ水を田んぼに引いています。その田んぼには、外から一切の資材を投入せず、自然の恵みだけで育てています。
【自然の恵みであることを感じてほしい】
顔の見える関係で、より多くの人に農を近くに感じてもらえれば。農産物が商品ではなく、自然の恵みなんだということをより実感していただけたら。そしてそれを戴いている人間の身体も、自然の恵みで成り立っていて、自然を大切にする、ということは巡りめぐって、人間自身を大切にすることになるのだということを。
特定商取引法に基づく表記
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