石川昌宏 | 石川農園

ご覧頂きありがとうございます。 私たち石川農園は三重県で唯一のスキー場がある御在所岳の麓で トマトやキュウリなどの栽培を家族でしております。 今シーズンからポケマルへの出品をさせて頂く事となりました！ 私たちの出品させて頂く商品はちょっとだけお買い得な 価格設定になっているかと思います。 ですが、単なるディスカウントではありません。 お買い得にはちゃんと理由があるのです。 理由その①　耕作放棄地をリノベーション 就農するにあたり、縁があって借り受けることができたのは 元々はメロン栽培用に建てられた、築40年は経過している ガラスのハウスでした。 市況の変化や生産者の高齢化で、誰も使う人がおらず 荒れ放題になっていたハウスを家族総出でリノベーション。 ですから農業を始めるにあたっての初期投資はかなり少額に 抑えることができました。 もちろん、家賃も地主さんのご厚意で激安に。 農産物も他の商品と同様、投資コストが低ければ 販売価格も抑えられるという訳です。 理由その②　「半農・半X」 私どもでは栽培から収穫、袋詰め、出荷まで 全てを家族で分担して行っていますが、 家族全員が他の仕事も持っている「半農・半X」。 飲食店や販売の仕事と、農業のバランスを保ちながらの 生活を送っています。 このことが生産物の量や数、そして売り上げのみを 目標にするのではなく、より品質の高い農産物作りに 注力できる環境につながっています。 ウチには本格的な専業農家さんのような最新の設備は ありませんし、ベテラン農家の皆さんのような蓄積された ノウハウも少々不足しているかもしれません。 その上耕作地も狭く、ポケマル出品者中でも なかなかのミニマム農家だと思います。 ですが少量生産である分、あれこれ細かな世話が可能ですし、 １本１本の作物に丁寧な目配せもできていると 自負しています。 現在は近隣の直売所を中心に販売をしておりますが、 おかげさまでほぼ毎回、完売を頂いております。 商品は発送当日朝に収穫したものを、クール便で お送り致します。 どうかぜひ一度、「半農・半X」農家が作る、 完売朝取れ野菜を食べてみて下さい！ 【今後について】 農業が直面する大きな課題である就業人口の減少や高齢化。 それを解決するための取り組みとして、スマート農業による 省力化・効率化や、農業法人による大規模化についての話題を よく見聞きします。 しかしその流れとは真逆の私たちのような 「半農・半X」のミニマム家族農家の存在も 実は上記の課題解決に一石を投じることが できるかもしれません。 ＊ちなみに国連は2019年からの10年を家族農業の10年 （ND Decade of Family Farming）として定めています 家族で行う小規模農家ならではのアクションを 今後もさらに続けていきたいと思います。