岡野文之 | 岡野ファーム

【はじめまして、岡野ファーム代表、岡野文之です。】 茨城県出身。土浦市在住です。私は祖父の代からの豚を飼い始めて3代目になります。昨年の7月に養豚経営を父から引き継ぎ代表になりました。 【おいしいお肉を直接届けたい】 祖父の代で畑の堆肥を取るために豚を飼い始め、父親の代で養豚を家業とし、生まれた豚を育て出荷体重に乗ったら問屋さんに卸すという一貫経営を始めました。私は研修期間を経て家の養豚を仕事として約１５年になりますが、今までに、うちで育てた豚をお世話になってる人に贈答用として送ったりバーベキューをすると「岡野さんの豚肉はどこで買えるの？」「こんなに美味しい豚肉、直接販売したらいいのに」とよく聞き、そんな声が、これまでとは分野が全く違う、食べてくれる人に直接届けるための豚肉販売を始めるきっかけでした。 そこで豚肉の商品化を進めていく上で、ポケットマルシェのことを知り、食べてくれた人の声を聞ける、なるべくお客さんに負担にならないように届けられるというシステムに、私の求めていた販売形態とマッチしていたので登録しました。 【豚肉の味は食べるものによって大きく変わります。】 岡野ファームの特徴は食品工場から出る、製品には問題がないが廃棄される食品をブレンドして、オリジナルの飼料として与えてることです。豚肉の味は食べるものによって大きく変わります。 岡野ファームの豚は、特に豚肉の味の決め手となる仕上げの期間にパスタを多く食べ与えていることです。パスタは良質なたんぱく質を多く含む小麦、デュラム小麦を原料としていて、これが豚肉の味をとても上品な美味しさにしています。 名前は、銘柄豚肉としてパスタから連想される「なぽりとん」という名前を付けました。 昨今は、まだ食べられる食品が無駄に廃棄される食品ロスという社会問題があります。岡野ファームの養豚経営は、この食品ロスの問題をネガティブに捉えるのではなく、価値のあるものに変えていく一つの取り組みとかと思っています。 最後に「なぽりとん」の商品化のためにアドバイス、応援して下さった方々にお礼を申し上げたいです。 ありがとうございました。 とても美味しいので是非食べてみて下さい。