渡辺光孝 | ふるば村自然農園

ふるば村自然農園では、除草剤も含めた一切の農薬、化学肥料を使用せず、当農園自家製の有機質堆肥や牡蠣殻、腐葉土、鶏糞などの有機物を畑に還元し25年以上土づくりをしています。年間80種類の多品目栽培を行い、旬の野菜をダイレクトに消費者の皆さんにお届けしています。 ふるば村自然農園は長野市信州新町という中山間地域に属しています。長野県の北部に位置し、白馬村や小谷村といった豪雪地帯に隣接しています。冬季には大雪が降り、畑一面銀世界になります。昼夜の温度差が非常に大きい地域で、真夏の夜には空調無しでも過ごせるほどです。冬季の冷え込みは大変厳しく－10℃以下になる日もあります。温度差によって糖度が増し野菜の味の秘訣となっています。また早朝南北を横断する犀川から発生する川霧が町を覆い、野菜に潤いを与えてくれます。土質も多様で様々な種類の野菜が取れます。昭和30年代は山あり谷ありの地形の利点を生かして種取りの王国ともいわれました。