こんにちは😊
八朔のご注文をたくさん頂いて、とても嬉しく思っています。
八朔はいま存在する品種の中でも最も古くからそのままの形で残っている品種だと僕は思っています。
温州みかんで今最もポピュラーな宮川早生が1915年生まれで約100年前
デコポンこと不知火は1972年頃で50年前
紅まどんなこと愛媛果実28号は1990年頃に品種登録されているので約30年前に生まれています。
一方で八朔は1860年頃に広島、因島のお寺で見つかったと言われています。200年近く前のお話です。
似たような形で古い品種と言われる甘夏(川野夏橙)ですら1935年ですからかなりの古株です。
古い品種がどんどん淘汰されている中で200年前の味がずっと残っている品種というのはとても珍しいように思います。
それどころか八朔には「早生八朔」や「紅八朔」など新しい品種があるものの、どちらも香りが弱かったりして味だけで言えば普通の八朔が優れている、という人も多いです。
僕もその1人です。
早生八朔は早く仕上がりますが味が物足りないですし、紅八朔は酸味が弱くて食べやすいものの香りが極めて弱くやはり八朔らしさに欠けます。
そんな長老のような八朔は正直、今をときめく人気の品種ではないのですが古くからずっと現役で戦えるだけのポテンシャルをもった品種だと僕は考えています。
なのでその魅力を皆さんに感じて貰えてるとしたら、とても嬉しいです。
在庫の状態をしっかりチェックしながら、在庫数を適時追加していきますので良かったらハートマークをつけてお待ち頂けたら嬉しいです🙇♂️