長野県松本市
梶原祐一 | 信州のど真ん中、梶原農園
りんご、梨、桃
長野県松本市
梶原祐一 | 信州のど真ん中、梶原農園
りんご、梨、桃
北アルプスの南東に広がる長野県松本市。標高約650mの盆地にあり、夏は35度以上、冬は-15以下になり、一年を通じて、寒暖の差が激しい地域です。また、一日の最高、最低気温の差(日隔差)も大きく、気象は日本で指折り激しい地域と聞いております。日照の良さはもとより、この日隔差の大きさが、果実の色づき、味を良くする一番のスパイスです。
土壌は黒土の肥沃大地で、りんご、梨、ぶどう、もも、スイカ、高原野菜、米をはじめ、長芋、ゴボウも栽培できるほど有効土壌が深く、北アルプスのミネラルを含んだ水が農業用灌水施設として整備されている果樹栽培に非常に恵まれた大地です。
母が体調を崩したことがきっかけで実家のりんご、梨、桃園を継ぎました 。就農した当初はやることだらけ、天候に左右され、計画通りに進まない、休めない、冬になったら逃げ出そうと思っていました。
年月が経ち、失敗や観察を重ねるうちに、果物の木々たちが私に語りかけてくるようになりました。 今では周りの先輩農家の方々から、「梶原君、よく手が入っているね。」とお褒めの言葉をいただけるようになりました。
1年に一度しかないチャンスで実を結んだ果実たちが、日々、大きくなっていく姿が愛おしくてたまりません。
地球温暖化の影響で、異常気象が頻繁に発生し、毎年どこかの地域が被害を被っている現在。田畑を耕作し維持することは、二酸化炭素吸収や、豪雨の際の濁流抑制、心の癒しなど、様々な役割を担っています。
海外から安い農産物が大量に輸入され、経営が厳しい日本の農家。農業で生計が立てられることを若い世代に背中で見せたい。そして地域を継ぎ、耕す青年が、一人でも増えてほしい。
そんな思いで、日々、農作業に汗を流しております。
特定商取引法に基づく表記
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