福岡県の南部、筑後平野の北部に位置する町、大刀洗町で農業を営んでいる農家の３代目です。 【産まれた時から農家です！】 田園風景が広がる自然豊かな大刀洗町の特産品は、ほうれん草・ねぎ・レタス・水菜・小松菜など、とにかく野菜！野菜！野菜！な野菜どころです。爺ちゃんと親父をはじめ、近所のオッちゃんもオバちゃんも野菜農家として働く姿を見て育った、”百姓サラブレット”な僕は、大学卒業後にすぐ就農。百姓一筋で野菜と向き合ってきました。 現在は主に、ほうれん草・ブロッコリーを栽培・出荷していますが「百姓」という言葉の通り、これまで農家として100種類以上の野菜を栽培し、青果市場や地元飲食店、直売所などに納めてきました。 どんな野菜でも栽培できる自信と技術を爺ちゃんと親父から受け継いできました。 【食べる人を身近に考える！！】 地元の飲食店で「日持ちがする」「味が違う」「野菜嫌いが治った」など過去に沢山のお褒めの言葉を頂いてきました。 そして沢山の「食べる人」「使う人」と触れ合って知ったのは、青果市場で求められるサイズや品質は食べる時のことを考えていないということでした。 例えば、農家が当たり前のように間引く作業で捨てていた規格外品は、レストランにとっては入手困難なサイズの丁度いいミニサイズだったり。農家の当たり前と世間が求める物にギャップがあると多くの場面で気付かされました。 これから僕が目指すのは、食べる人を身近に考えるということ。 単に、安全で美味しいだけでなく「あったらいいな」を形にできるようにコミュニケーションを大切にしていきたいと思っています。