前田剛志 | Kicoro

静岡県浜松市にて林業に従事しております天竜の森のきこり、前田と申します。 山に捨てられてしまういのちを活かす為にKicoroという個人事業を立ち上げ放置された人工林を購入しその中で様々な活動をしています。平日も休日も森で過ごしておりますのでご連絡、ご対応遅くなることもありますがご理解頂けるとありがたいです！ 【世界に誇れる自然に気づいて】 出身は千葉県で森とはかけ離れた生活をしていました。大学を卒業後尾瀬の山小屋で働き、その後海外を旅して初めて日本の自然環境の素晴らしさに気づきました。この国の自然は本当に世界に誇れるものだと思います。それを守る為に自分に何ができるか、出した結論が当時高齢化が進み担い手がいなかった林業でした。15年前に縁もゆかりもない静岡県に移住し現在に至ります。 【森の中で宝物みつけました】 天竜の森は９割がスギやヒノキが植林された森、人工林なんです。木材価格の低迷と共に荒れてゆく森も増えています。今までの森はスギやヒノキにしか価値が無いと思われていましたが毎日足を運ぶ中で自分は森の中で本当にたくさんの宝物を見つけました。そのひとつがクロモジです。香水にも使われる成分を含みその香りはまさに日本の森のアロマです。それに加え気持ちを癒す作用、鎮める効果があると言われています。そんな森の宝を街の人にも知って欲しい、そして今の日本の森のことを少しでも考えて欲しい、そんな思いからこのお茶を作りました。 【ピンク色のお茶？？】 クロモジというと聞き慣れない方も多いと思いますが日本で古くからつまようじや歯磨きに利用されてきた由緒ある木です。お茶は上手く淹れると綺麗なピンク色になり見た目も楽しめます。香りが一番の特徴ですが味も美味しいので浜松ではカフェやエステなど十店舗以上でお客様にお出し頂いております。お店で出されたいという方も是非ご検討下さい！ 【良い森を繋いでいきたい】 水も、空気も、森が生み出してくれるものは街の人たちの生活にも欠かせないものです。そんな大切な森が今たくさんの課題を抱えています。森というバトンをこどもたちの世代に少しでも良い形で引き継ぐ為にはもう一度みなさんが森に目を向け、森のことを考え、森から自分たちが様々なものをいただいて生きているんだ、ということを知ることから始まると思っています。自分はそんな小さな「森への入り口」として森の香茶を作りました。このお茶を飲んだ人がいつか自分の森の中で共に笑いながら一緒に森のこれからを考えてくれたら本当に嬉しいです！ 良い森を次世代を生きる人たちに繋ぎたい。そんな森をたくさん増やしたい。だからみなさんがたくさんお茶を飲んでくれたら山を買います！笑　そしてお茶を購入していただいたお代で森のお世話をします。街の人たちが森を守る為にクロモジのお茶を飲む、飲んだ人たちがクロモジが生まれた森へ遊びに来る、そんな素敵な流れを作れたらいいなと思います。 また顔の見えるきこりとして街中や学校など様々な場所で森や木の話をさせて頂いております。商品ではありませんがそのようなご依頼もお受けいたしますのでご相談ください。