福井県坂井市
土本昌亨 | 株式会社越前夢ファーム
トウモロコシ・バジル・イタリアンパセリ・ミント類など
越前夢ファームの土本です。幸福度で全国一位の福井県で日々過ごしています。山と海に囲まれた自然豊かな環境は、いろんな美味しい自然食材を育んできます。福井県≒越前で”正夢”でいい事が常にあるようにと願い命名しました。
【福井の良さをつないでいく】
地元では、「担い手がいない」「放棄地が増える」「販売力不足」など深刻な農家さんがたくさんいる事を訊きました。福井の良さのひとつである農業の豊かさ、農家に携わる人々が新鮮な食材をつくって笑顔になるシーンをつないでいく責任が自分たちの世代にはあると感じ、農業人になった次第です。
担い手がいない先輩達の畑や栽培方法をしっかり引き継いでいくことや、地域のコミニケーションを図っていくこと、若い世代にもっと関心をもってもらうこと、見えない良さはそういうところにもあります。当社の農薬を使わないハーブや薬草、野菜は、より多くの世代の方に食べてもらうことが大切だと思っています。地域の地元雇用や農福連携による地域の活性化につなげ、より広い視野で農業を捉えることはすごく大事。最近は、障がい者の方々にハーブの植付体験をしてもらい、「おもしろかったぁ~」って笑顔を見せてくれました。何も販売だけが農業なのでなく、いろんなアプローチや喜びがあることをこの農業は教えてくれました。
【福井はなんで幸福度全国No.1なの?】
福井は、稲作も野菜も豊富で「コシヒカリ」の里でもあります。また、「福井百歳野菜」として100年以上続く野菜の種類も豊富なところです。福井県は、「全国社長が一番多い県」として別の面で全国一位です。こだわりやアイデアの豊富な人材が多く、また北陸人としての我慢強い性格も根付いています。そうした人々がつくる野菜が100年以上継承される理由だと思います。冬の日本海を代表とする越前カニや昆布などの海産物をはじめ、厳しい冬を乗り越えた自然の薬草やハーブ類、野菜がしっかり根付いています。そうした食材を摂り入れているからこそ「幸福度No.1の福井」なんだと思います。
【ハーブの可能性をひろげていく】
今年「越前夢ハーブ園」を立ち上げました。観光農園や園芸福祉の意味を合わせてもったハーブ園です。体に良いハーブを栽培し、来場された方へハーブの紹介や商品をご提供します。また、女性だけでつくるハーブ商品を開発販売しています。栽培から商品企画、開発販売まで全て女性の視点で考えて新商品をリリースする予定です。メンバーの中にはステージ4のガンを患わっている方もいます。健康志向の高い商品をつくり、より良い環境を目指していきたいと思っています。
現在ハーブは30種類ほど、毎年品種を増やしていきます。飲食店様とは年間を通じて契約できるとありがたいと思っています。更に新鮮野菜も増やしていきます。薬草は、高麗人参をはじめ、トウキ、シャクヤク、カンゾウ、オウレンなど広く漢方の世界で使われる原材料を栽培しています。原材料としても使えますのでお気軽にお問合せ頂ければと思います。
特定商取引法に基づく表記
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