西永圭吾 | 博多　源福丸

■お客様へのご挨拶■ 福岡県福岡市の姪浜で漁業に携わっております、源福丸の西永圭吾と申します。祖父の代より私で三代目の源福丸の船長をしており、福岡・博多湾で年間を通して刺し網漁を営んでおります。 博多湾という都会の中で、誰もが一目置く漁をし、夜のライトアップされた福岡タワーにも輝きで引けを取らない父の跡を継ぎ、漁師になることを決意しました。 意外に思われるかもしれませんが、福岡・博多湾はPayPayドームや福岡タワー、博多ベイサイドプレイスなどをバックに、都会の中心にありながら、海・山・川に囲まれた地形になっています。そのため、たくさんの河川から豊富な栄養を含んだ水が流れ込む環境です。その栄養を求めて、季節の魚が玄海灘より回遊して出入りするため、豊富な栄養源である博多湾で水揚げされる魚は、どれも”脂の乗り方が格別”です！ ■源福丸の取り組みについて■ 源福丸のひとつの大きな活動指針として、「”誰も取り残さない”⇒無駄な魚などいない。」という思いで活動しています。 例えば、未利用魚（市場では価値がつきにくい魚）に手を加え、福岡市の小・中学校の学校給食で提供することにより、より無駄なく、また子どもたちに魚本来の美味しさに気づいてもらうという取り組みを行っております。 その一環で、源福丸は、SDGｓ【Sustanable Dvelopment Goals(持続可能な開発目標)】を積極的に取り入れ、活動しています。 近年、SDGｓという言葉は色々な企業が取り組みに参加することで認知されることが多くなりました。私たち漁師にとってもこの取り組みはとても大きな意味を持ちます。近年、異常気象などによる自然環境の変化により、海の生態系にも変化が出てきていると肌で感じているからです。”持続可能な”漁を、そしてそこで捕れた魚がこれからも世界中で愛されるよう、まずは自分にできることから取り組んでいます。 ■さいごに■ ここポケマルでは生産者がお客様と直に取引ができ、鮮度が高く美味しい状態でお客様のもとにお届けすることができる場です。 そして、博多湾の魚の美味しさを是非一度味わっていただきたいと思い、ポケマルへの出品に至りました。 長くなりましたが、ここまでご覧いただき、ありがとうございます。 商品を1つでも手に取っていただけると幸いです。