2021.12.15
有限であることの難しさ
豊かな日本に育った私たちは
食べるものはお金を払えば限りなくある
という錯覚に陥ってしまうことが多々あります。
それは、消費する側が求めるから
生産者側が最大限に答えたいという心があるから
それが当たり前になりつつあるからだと思います。
そして生産者が頑張って答えてしまうばかりに
品質の低下、終いには偽造ということが起きてしまうのではないかなと思います。
今年度産のウチのお米は、収量は昨年並み
でも、注文があれよあれよと入り
年間予約のお客様分の確保でいっぱいになり
追加のご注文が受けられなくなりました。
心苦しくて
どこかを切り詰めるべきか、大口で注文いただいた方分を減らすか
など、色々悩みました。
でも、
無いものはない
と、言うことも大事なのではないかと思い、追加のご注文を頂いた際、お断りさせていただきました。
自分の生産力不足がかなりあります。
これは、自分がもっと努力しなければいけないことだと思います。
でも、ものには限りがあること
これは、私たち全員が忘れたはいけないことだと
今、改めておもったので、ここに書きました。
今回は、本当にすみません
来年もまたよろしくお願いいたします!
チームささ
おがわゆうこ