2019.4.11
おはようございます
<赤皿貝について>⑤足糸の発生部位
昨晩、ポケマルのお客様にこのニョキっと貝柱から取れたものは何ですか?と画像をいただきました!ありがとうございます!
そうです!これが足糸とその発生する器官の部位です!そうなんです!
そこで今朝は、「足糸と発生する支える器官の部位」をお話しします!
実際のアカザラガイの上下の殻を比べてみますと、丁番状のところに、欠けて凹んでいるところが有ります!こちらの殻が下側になり、この欠けたあいているスペースから、足糸を出し岩場や牡蠣などに付着生活します。
アカザラガイを剥くと貝柱にくっついていて、ニョキっと、この部位が取れたり!取れなかった!、全く無かったりします!
そのことは、有っても無くても食べても問題はないです!白やオレンジ色のその足糸を支える器官部位は、食感はちょっとかためです、繊維状の足糸はとくにおいしさがあるところではないので気にしないでピッと捨てていました。足糸は加熱調理すると全く気になりません!
ただし私はこの足糸が重要です!収穫・蓄養・梱包出荷に到るまで、1枚1枚この足糸が再生しているかを元気なアカザラガイの判断のひとつにしています!(そして足糸切り…は次回以降かきます)
写真は、貝柱にくっついている「足糸を支える器官」と、「その部位を貝柱から切り離した状態」を、今撮ってみました!
3