ポケマル/ポケットマルシェ
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佐々木友彦さんの投稿

  • 2019.5.11
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    みなさま!おはようございます!海水温11.6度☀️ <赤皿貝について>35 貝柱(閉殻筋または後閉殻筋) ※前閉殻筋は退化しています。 貝の柱のことを閉殻筋といいます。 蝶番の靭帯が二枚の貝を開ける役割です! 閉殻筋が二枚貝を閉じる役割です! 閉殻筋はさらに 大きい柱の横紋筋と 小さい柱の平滑筋と役割がわかれます! 横紋筋を大きくすることで、貝を俊敏に閉じるスピードとパワーを強化し、泳ぐことを取得しました! 平滑筋は少ないエネルギーで貝を閉じたままの状態をキープする筋肉です! アカザラガイやホタテは この平滑筋(小柱)がウイークポイントです!平滑筋をカットすることで貝柱全体の抵抗が弱まり綺麗に速く剥くことができます!おいしいです! 写真:ナイフ先🗡️ 半月状になっているのが平滑筋(小柱)です! 平滑筋と横紋筋(大きい柱)の斜め上の、白とオレンジ色のところは足糸部です!
  • 2019.5.10
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    みなさま!おはようございます!海水温10.4度 <赤皿貝について>34 帆立戦記 実は私は地元でシンガーソングライターもしています! バンドでのみ歌っている 「帆立戦記」です!1番の歌詞をのせます! ♪ 受精卵 トロコフォア ベリジャー ラーバ 成長で変態 足糸で付着 プランクトンや デトリタスなど 喰らい育ち 足糸をはずし 低生生活 魚に 蛸に 喰われる稚貝 海星に追われ 逃げ惑う 稚貝 漁師の採苗器に捕まる稚貝 ポリドラの穿孔 防げ 外套膜で内張り 眼点 見開き 周囲を警戒だ 外敵を感知 遠くへ逃げろ 餌も腹も 減った 海底移動 真水 毒水 かわせ 閉殻筋ジェット ♪ 物心ついた時から、両親はホタテの作業をしていました!ホタテ養殖は断念しましたが!好きが高じて作った歌です! アカザラガイが好きなのも ホタテが基本です! 写真はイメージです: ホタテが稚貝の時に、ムール貝の足糸にからめとられて、海底生活に以降できなくて、その拘束状態のまま成長したホタテです! 昨日たまたま水揚げしました!(写真は忙しくて撮れませんでした) ホタテ美味しそうです!
  • 2019.5.9
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    みなさま!おはようございます!海水温9.9度☁️ <赤皿貝について> 33 閉殻筋ジェット 閉殻筋(へいかくきん)とは貝柱です! 閉殻筋ジェット💨 またはホタテジェット💨 貝柱の筋肉が閉まる力で海水をジェット噴出して、泳ぎます💨移動します! この言葉は、津波で流したホタテの専門書に載っていてカッコいい言葉なので、 いつも使っています! 閉殻筋ジェット💨 ホタテジェット💨 アカザラガイジェット💨 足糸でピタッ!
  • 2019.5.8
    みなさま!おはようございます!海水温10.9度☀️ <赤皿貝について>32 殻の形成 殻の形成は、ヒモ外套膜から分泌する炭酸カルシウムと有機物たんぱく質でつくっていきます。 外側の殻皮層 中間の稜柱層 内側の真珠層 まず外套膜の上皮細胞から有機質の殻皮の膜を分泌し、炭酸カルシウムの結晶を成長させます。殻皮は殻が成長する基質になります。 できた殻皮と外套膜の空間で、外套膜外液をつくり、既存の殻に炭酸カルシウムの結晶を付加しながら殻を成長させていきます。
  • 2019.5.7
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    みなさま!おはようございます!海水温11.8度☁️ <赤皿貝について>31 足糸湾入 櫛歯 今日のテーマは「櫛」です! まずはアカザラガイが岩や牡蠣などに付着生活するため、軟体部から足糸を、外の世界に出します! その場所は殻が空いていて欠けた構造、湾曲しています!その場所の名は「足糸湾入」❗ そして足糸湾入ところの殻をクローズアップすると「櫛」があります!その名は「櫛歯」❕ 「櫛歯」は、足糸を梳き広げて、足糸がよじれないようにして付着姿勢の安定を保ちます! その環境が気に入らないと、アカザラガイ自身で 足糸を切って、遊泳移動し、新物件に引っ越し、足糸を出して付着生活します! ただし、同僚やお隣さんのアカザラガイや他の種の付着生物の拘束が厳しい場合は、その環境からは逃れられませんので、そこで一生を全うすることを覚悟します! 写真 手前:アカザラガイの殻 私の指先 足糸湾入部をよく見ると「櫛状」の小さなギザギザがあります!「櫛歯」です! 左:活きているアカザラガイの「櫛歯」もよく見るとわかります! 右:ホタテの殻は足糸退化して足糸湾入も小さくなっていますがなごりが形状に残ります!
  • 2019.5.6
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    みなさま!おはようございます!海水温11.3度☀️ <赤皿貝について> 30 翼形 やーやー 我こそは みちのおく 三陸の海 山田湾 生まれ 山田湾 育ち 分類名は 動物界 軟体動物門 二枚貝綱 翼形亜綱 イタヤガイ目 イタヤガイ科 Azumapecten アカザラガイ と申す! 自覚はないが 人間界の偉い学者さんが分類してくれた。 とゆう訳で「翼形」です! 翼耳(前耳)大きいほう、足糸部あり 翼耳(後耳)小さいほう 翼耳径:蝶番部の前耳端から後耳端までの直線距離
  • 2019.5.5
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    みなさま!おはようございます!海水温11.3度☀️ <赤皿貝について>29 殻頂 成長線 放射肋 鱗片状突起 殻頂:二枚の殻の最初に形成された部分 (写真の🗡️ナイフ先のところが殻頂になります) 成長線:殻頂を起点中心に、成長にしたがって、開口部に向けて、同心円状に現れる線 放射肋:殻頂から放射状に広がる畝(うね) 鱗片状突起(りんぺんじょうとっき):殻の表面にある細かいうろこ状の突起物
  • 2019.5.4
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    みなさま!おはようございます!海水温10.2度☀️ <赤皿貝について>28 殻長 殻高 殻幅 私の集荷するアカザラガイのサイズは 殻長(かくちょう)5~8cmとしています。 アカザラガイ写真 殻長・殻高・殻幅 殻長:シェルスケールで9~10cm 殻高:定規で10cm(蝶番~開口部の長さ 殻幅:ノギスで3.3cm(2枚の殻が合わさった厚み ※普段の作業では、正確に殻高・殻幅をはかることはしません。たま確認しますが、主に殻長を経験で仕分けしていきます。1秒でも速く水槽にアカザラガイを入れることで、ストレスの負担を減らし、元気な状態を保つためです。
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  • 2019.5.3
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    みなさま!おはようございます!海水温9.7度☀️ <赤皿貝について>27 殻の上下左右前後 アカザラガイの 上殻は左殻 下殻(足糸で付着するほう)は右殻 蝶番部を背側(後) 開口部を腹側(前) 上下の殻は仕事がら簡単にわかります。 学術的に左殻・右殻を理解するのは、普段の作業にまったく影響がないので凄く難しいです。他の二枚貝の説明を読みあさり、特にホタテを参考にしました。 ホタテの 上殻(茶色)は左殻 下殻(海底に面する白いほう足糸は退化)は右殻 、となります。 カキでは 上殻(平らなほう)が右殻 下殻(丸く厚みがあって岩などに固着するほう)左殻 なので混乱します! 二枚貝の殻の左右は難しいです。各種の専門家、専門書でなければわかりません。たまに学生さんやお客様に左右の殻について聞かれていました、しかし漁業作業に重要なのは上下の殻なので、解らずじまいでした。ごめんなさい! さて、今度はアカザラガイの殻の上下左右前後をどのように説明すればいいか?たいへんです! 写真・マガキ~ザク~アカザラガイ マガキ:蝶番部が背側 開口部が腹側 膨らみがある左殻(下殻) 平らな右殻(上殻) ザク:背側 アカザラガイ:蝶番部が背側 開口部が腹側 左殻(上殻) 足糸が出る右殻(下殻) このようにアカザラガイを置くと (ザクの銃口先レーザーポイントは口部) 口 生殖巣(雄は白 雌は赤) ウロ(中腸線) 貝柱(閉殻筋) 肛門 と縦に位置します! カキも(おおよそ) 口 中腸線 貝柱 肛門 と縦に位置します! ※貝の種類別に むずかしいです フゥ😵💨
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  • 2019.5.2
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    みなさま!おはようございます!海水温10.9度☀️ <赤皿貝について>26 他の殻の形状 私の水槽に いまいる! マガキ(前左) ヒラガキ(奥左): 希少 美味 岩ガキ(前左2番) アカザラガイ(センター) ニシキガイ(前右2番):価値はみいだせない ホタテ(右):生産は止めました ムール貝(奥左2番) マボヤ(奥右2番) キタムラサキウニ(奥右):カキに付着 観察用、過去養殖失敗 ※ホヤとウニは貝ではないです!近くにいるので登場です!殻の造形の違いは面白いです! 魚屋さんや水族館で色々な生物の造形の違いを見てくださいね!
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