2019.6.16
みなさま!こんにちは!海水温 15.7度☔
・現在岩手県山田湾海域でアカザラガイ及びムラサキイガイ(ムール貝)の下痢性貝毒の規制値を超過しています。したがいまして私のアカザラガイの出荷も自粛しています。
・今後は、漁協で毎週検査をしていき3周連続で貝毒規制値を下回った場合、山田湾海域のアカザラガイとムラサキイガイは出荷再開となります。
・尚、山田湾海域のホタテガイ・カキ・ホヤは6/11の検査発表で規制値が下回っていますので、水揚げ出荷されています。
<赤皿貝について>
71 貝毒検査の視察
私は以前(2003・平成15年)に、
貝毒検査の視察にいったことがあります。私たち人間が安全な食生活をおこなうために、マウスを利用して検査するのを丁寧に教えてもらったことを思い出します。
平成14年末、全国的にノロウイルスの影響で、生食用殻付カキの漁協出荷は取り止めになり、養殖施設には残ったカキや付着生物が更に重量を増し、浮き玉を増やしても沈む恐れがありました。
漁協出荷だけでの危機感が強く、漁業者自らも消費者に繋がる行動をしなくてはいけない。
翌年15年春、私が28歳の時、高齢の父からの事業継承、浄化設備の充実、漁協の理事の挑戦(1期のみ)、後輩2名雇用、と果敢に行動し、初夏には新規の顧客も増えはじめていきましたが、その年も数年ぶりの貝毒で出荷規制した真夏を覚えています。
そこで、以前から理解不足だった、
貝毒の検査?マウスユニット?
のことを学びたく、検査機関に快く承諾してもらい、3人で視察にいきました。実際にマウスが注射されるのを見ると かなり複雑な気持ちになります。
食の安全のためには、とても大事な仕事だと認識しました。
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