ポケマル/ポケットマルシェ
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佐々木友彦さんの投稿

  • 2019.8.25
    みなさま!夜分どうもです!海水温21.2度 【食べる通信~カンブリア宮殿~ポケマル】 ※少し表題から脱線して、一生産者のおもいを述べます! 25.過去の試み 今から約20年前、私が20年代前半、 アカザラガイとムール貝を原価計算し、 地元の魚市場の、入札値・浜値が安い! どうしたら市場評価を上げられるだろうか?思案したことがあります! 勇気を振り絞り!ダメ元で!緊張しながら、市場の担当さんに、相談にいきました! ・1kg@150~50円では赤字です。 ・生産労力と正当な利益を勘案すれば、1kg@500円は欲しいです。 ・そこで、入札が500円以上でなかったら、不買にして持ち帰ることは可能でしょうか? ・仲買人の反感も心配です! ・このようなやり方は例がありますか? 『うん!佐々木君、いんでねーが、あんまり安いもんな!この値段でぇ、漁師がゆるぐねもんなぁ、なにが かにが やってみっぺす!』 ありゃ!了解してもらった! 「うん、うんでー、明日っから頼むっけー!」
  • 2019.8.24
    みなさま!夜分どうもです! 【食べる通信~カンブリア宮殿~ポケマル】 ※少し表題から脱線して、一生産者のおもいを述べます! 24.市場の殺気! どこの市場も空気が張り詰めています! 殺気だっています!こわいです!食品衛生の責任もあります! それは、みんな生活がかかっているから! 事業の利益がかかっているから! 至極当たり前の日常です! 生産者である漁業者は、水揚げした物を誰よりも高く買ってもらいたい! 仲買人さんは、良い食材を、安く仕入れて、高く売り、利潤を上げたい! 市場の担当さんは、場を提供し、間を取り持ち、市場の活性をはかり、事業の利益を確保していかなくてはなりません! 日々、取り扱い量と相場が乱高下する、生鮮食品を、余すことなく、さばききるのが、日本の素晴らしい市場です! でも!真剣に殺気だってます!こわいです!安いです!市場外流通も影響します!でも市場は便利です!市場は必要です!生産者・仲買人・市場の三者とも持続可能な体制を模索していくしかないと思います。
  • 2019.8.23
    みなさま!夜分どうもです! 【食べる通信~カンブリア宮殿~ポケマル】 23.アカザラガイの浜値と価格設定 あくまで、私個人の見解ですのでご了承ください。 私が20代はじめ平成全般、アカザラガイは、主要で価格の安定している魚介藻類の邪魔物にされ、価格も品質も低かった、1kg@150~50円の捨て値のような感じです、採ったばかりを食べれば美味しいのは、浜の者なら知っていたが、傷みやすく、鮮度を維持できないし、手がかかるのに安い、 一度、地元の魚市場に交渉して、1kg@500~350円まで上げてもらったが長続きはできなかった! 平成後半から、私は独自で価格設定して、1kg@300円とした、品質は改善が必要だったが、カキの水揚げ量とともに、アカザラガイも日に30~50kgと水揚げも多かった、しかし売り余し死滅するのが多かった。 東日本大震災の後も浜値は、1kg@250~50円と安値です、その頃に私は、アカザラガイの足糸切りと水槽入れでの品質安定をはかることができてきたので、1kg@300円→500円としましたが、品質と労働の対価と持続可能の漁種と考えれば、@1000を必須と考えています。 1年前2018年6月、1kg@750円とさせていただきました。価格アップとともに、離れていったお客様もいます。それでも他の貝類から比べれば、お得感もあり、美味しさも認知されてきたので、新しいお客様も増えています。現在は1kg@750~1000とさせていただいています。別途~梱包料(箱・氷・仕立て等)・送料がかかると、高く感じるかもしれません。その他、研究開発費や販売促進費や利益を考慮すれば、 他の貝類のネット相場と、同等の価格設定に試算がでてしまいます。 ただしアカザラガイはまだまだ認知が高くないので、まずはお買い求めしやすい価格設定にして、食べてもらえる機会を増やすことに力を注ぎ、経費の不足分は、他で工面している状況です。
  • 2019.8.22
    みなさま!夜分どうもです! 【食べる通信~カンブリア宮殿~ポケマル】 22.難しい価格設定 価格設定とは本当に難しいです。 まず私たち漁業者は、自分で自分の水揚げした水産物に、値段を付ける機会が限りなく少なかった。 それは、生産地の魚市場でも、消費地の中央卸売市場でも、仲買人さんに値段を決められてきたからです。 私たち漁業者の価格の感覚は、過去の同時期とその日の水揚げ漁獲量とを勘案した、相場(高値~平均値~安値・貧値・捨て値・投げ売り)です。 高度成長期~バブル期までは、主要な漁獲物も豊漁でしたし、日本全体の経済もおおよそ順調だったので、漁業で生活し設備投資も借入金も普通以上にできた時代です。 バブルの崩壊の時期と、安価で大量の輸入水産物が国内を席巻し、国産の水産物も相対的に安値になりました。また消費税のアップとともに、浜値はさらに買い叩かれ、持続不可能となり漁家は減少していきました。 しかし近年では、海外の経済も好調な国々も増え、国内の道路も便利になり、ネット環境も整い、生産者自らお客様に価格を提示できるようになりました。 でも買い叩かれてきた時代が長かったので、本当に価格設定は悩ましいです。
  • 2019.8.21
    みなさま!夜分どうもです!海水温21.9度 【食べる通信~カンブリア宮殿~ポケマル】 21.まずは規格! 2018/9/23~ まずは規格を明確にしなくては! 成影さんに持ってきてもらった 発泡スチロール箱! この発泡箱に アカザラガイと 浄化海水と 保冷氷とでテスト、箱が小さいので、氷が解けやすい、梱包し3日、内部温度、アカザラガイ鮮度、観察、納得いかない、 弱っているアカザラと水槽で足糸が再生する元気なアカザラの違い 割合、納得いかない、 冊子とカキナイフのスペースも必要、 よし、この仕立てでベターだろうか、 アカザラ600g+入れ目 浄化海水600g 保冷氷1000g 発泡箱冊子牡蠣ナイフ160g ギュウギュウに詰め込めば、 あ、総重量、2kgオーバーだ、やり直し、 普通のホタテの仕立て、海水無しなら… テスト…11月下旬の赤皿貝発送までには…規格を明確に…
  • 2019.8.20
    みなさま!夜分どうもです! 【食べる通信~カンブリア宮殿~ポケマル】 20.赤皿貝特集に向けての詳細を… 2018/9/22 成影さんは 山田町滞在時間、約12時間耐久のすごい熱量の打ち合わせでした! アカザラガイの確保と保存管理 規格と発泡箱と資材 保冷等… 発泡箱の搬入 保管スペース 今後の取材 打ち合わせ スケジュール アカザラガイのサンプル出荷 予告用文面について 読者への手書きの挨拶状 増量?おかわり? …ん……間違いをおこさないよう …何回も確認させて下さい😵
  • 2019.8.19
    みなさま!夜分どうもです!海水温21度 【食べる通信~カンブリア宮殿~ポケマル】 19.打ち合わせアカザラガイ水揚げ 2018/9/22 午後2時過ぎ 天気予報通り、小雨も晴れ、 いよいよ、成影さんと 沖の養殖施設の筏にいって、 カキと付着しているアカザラガイの水揚げの視察してもらいました🚢 カキやアカザラガイのことはもちろん、 震災前後の山田湾の養殖や、養殖施設の詳細や、漁業全般の話しや、漁業の課題等、 船上でも、多くのことを答えました! 帰港し、沖の視察をふまえて、 さあ、詳細をつめましょうね!
  • 2019.8.18
    みなさま!夜分どうもです!海水温22度 【食べる通信~カンブリア宮殿~ポケマル】 18.打ち合わせアカザラガイ試食 2018/9/22 時点 「アカザラ!1本でいきましょう!」 『いいんですか!』 (午前中は大雨なので) 私自身の取材と、アカザラガイの説明と、いっぱい聞き取り!いっぱい話しました! 「実際にアカザラガイを食べてみてください!」 「刺身!肝醤油につけてね!ヒモとエラも味も面白いよ!」 あとアカザラガイを バーっと簡単に蒸して 「さぁ食べて」 「こんな感じで、ここに来た方だけに特別に食べてもらっていますよ!」 『ん!友さん!これやりましょう!食べる通信の皆様に!このアカザラガイを食べてもらいたい!絶対!うけます!』 「いやいや、アカザラの剥き方面倒です、カキナイフがないです、コストが…ね…」 『アカザラガイの剥き方の説明しましょう!カキナイフ1本ずつ入れましょう』 「いやいや…ここに来た… 『絶対やりましょう!ね!』
  • 2019.8.17
    みなさま!夜分どうもです!海水温21度 【食べる通信~カンブリア宮殿~ポケマル】 17.大雨の事前打ち合わせ NPO法人東北開墾の成影さんとの 赤皿貝特集号の事前打ち合わせ2018/9/22当日 あいにくの大雨の中、 たしか、朝5時か6時に、成影さんが、 山田町の私の小さな作業場にお越しいただきました。 私は 開口一番 「成影さん!アカザラガイ一本でいきます!」「1100件分のアカザラガイは用意します、不足の場合は、仲間の漁師にお願いします!」「カキやムール貝と半々はやめます」「アカザラガイ一本の方が記事の内容が安定すると思うので、その線で、今日の打ち合わせは宜しくお願いします。」「大雨なので天気予報を見て、午後の晴れ間をねらって沖に行きましょう!」「それでは、アカザラガイと私について、午前中じっくり、お答えします🙇」 それにしてもひどい大雨だった
  • 2019.8.16
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    みなさま!夜分どうもです! 【食べる通信~カンブリア宮殿~ポケマル】 16.どうしても余談です 「東北食べる通信赤皿貝2018年11月号」で、オリジナル虎舞の写真も掲載されましたので、どうしても余談します! 私は、小学6年生から二十歳まで、地元山田町の境田虎舞に在籍して踊っていましたが、家の漁業が思わしくなく、泣く泣くやめた経緯がありました。32歳ある行事で、同じく虎舞経験者の友人と、境田虎舞のご好意で、踊らせてもらいました! 10年以上ぶりの虎舞!友人と熱くなりました!思わず趣味の一環で!プロトタイプでオリジナル虎をコツコツと作り始めました!しかしこの虎も津波で流された!が、後輩が流失物コーナーに届けてくれて、傷つき泥まみれになった虎が、私の手に戻ってきました! 山田の虎舞は、 江戸時代の近松門左衛門の人形浄瑠璃、 国姓爺合戦で、中国人を父、日本人を母に持つ和藤内が虎を退治する一幕です。 三陸の虎舞の発祥地は大槌町吉里吉里あるいは山田町大沢で、 吉里吉里が拠点の江戸前期の豪商・前川善兵衛(1637 ~1709)が西日本に廻船した際、乗組員だった大沢の民衆らが演技を見聞して伝わったと先輩から教えられています。 私が趣味で作っていたオリジナルの虎で、津波で壊される前の写真です!
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