埼玉県川口市

杉原晋一

山燕庵(さんえんあん)

石川県産「コシヒカリアモーレ 」玄米甘酒「玄米がユメヲミタ」

【自己紹介】
山燕庵(さんえんあん)は、自然循環型の農法で安全と美味しさを追求した農産物を生産しています。生産地は石川県能登半島の志賀町です。今まで福島県鮫川村を拠点に石川県と福島県の2拠点で生産していましたが、経営改善のため、2020年6月から生産は石川県に集中し、本社兼出荷倉庫は埼玉県川口市に移動しました。美味しいお米の他、そのお米を使って作る玄米甘酒「玄米がユメヲミタ」、精米するときに出る米ぬか糠を利用したあったかグッズ「ぬくぬくのぬか」「ヌカモフ」などの加工品も製造・販売しています。「深呼吸農法」をキーワードに、都会にいながら自然を感じられるような、時代に合った商品の提案を続けています。

山燕庵は「自然の営みの中で生かされている事を感じることこそ、豊かな生き方につながる」という考えを大切にしています。それを「深呼吸農法」という言葉で表現しています。

【深呼吸農法】
私は都内のIT企業で10年ほど勤めていました。多忙な日々を過ごすうちに体も心もボロボロになっていました。そんな中、2005年から私の父が老後の新たな仕事として福島県で米作りの農業を始めました。月に何度か一緒に行って農作業の手伝いをしている時間は、自然に生かされている事を体験する事ができた貴重なものでした。2011年に東日本大震災が発生し、日本の「食」に対する考え方と時代の変化を、福島県内から深く考えされられる事となりました。
そして、安全で美味しい「食」とその循環を大切にできる環境が求められる時代になり、それが実現できる環境があるのであれば、やるべきだと考え、父の会社に転職し農業を始めます。
自然循環型の農法「松本農法」を取り入れて高品質のお米を作っていましたが、震災後の販売は低迷。非常に厳しい期間が続きました。そこで石川県能登半島にも生産拠点を作り、現在は石川県産のお米の販売を中心にしています。
2020年にはコロナ禍においてのお取引先の営業縮小などのあおりを受けて、「豊かな生活」を教えてくれた原点、福島県・鮫川村の拠点を手放すこととなりました。大変心残りでしたが、本社倉庫を埼玉県へ移設し、首都圏への販路拡大に力を入れるようにしました。

【高品質な商品】
石川県能登半島の志賀町で生産しているお米「コシヒカリアモーレ」は、食味検査結果最高評価の「 S 」クラスを取得している、本当に美味しいお米です。しっかりと甘味があり、一粒一粒がはっきりとしているのが特徴です。赤坂にある割烹でも出していただいているお米は、何度もおかわりがしたくなる美味しさです。僕のおすすめは、意外かと思われますがなんとカレーライス。カレーのルーとライスがどちらも主役になる極上の美味しさ!ぜひお試し下さい。

【異業種とのコラボレーションによる商品開発】
2018年から米ぬかを使ったあったかグッズ「ぬくぬくのぬか」の生産販売を開始しました。電子レンジで温めて何度も使える気持ちの良い商品です。
もともと、米ぬかのカイロは母が作っていた手作りの物でした。カイロ造りのワークショップを実施したところ大好評で商品化に至りました。
 このように米の生産者が、お米から雑貨を作って販売をすることは珍しく、「ぬくぬくのぬか」を気に入ってくださった方と繋がりができて、新たなプロジェクトが始まりました。
(写真右から)
福祉施設での縫製の担当、へラルボニーの松田崇弥さん。「知的障害者と社会の橋渡し」をテーマに、障害を持つアーティストの作品をプロダクトに落とし込むブランド『HERALBONY』を運営しています。
スリーブ生地の開発・提供は、ALL YOURSの木村昌史さん。「あたりまえを、あたりまえにしないモノづくり」を理念に、「新しい普通」となる洋服を開発しています。
プロデュースの担当の70seedsさんは、「次の70年に何をのこす?」をコンセプトに、Webメディア『70seeds』を運営しています。

お米農家とその仲間たちが、米ぬかと毛布のような生地をかけ合わせて温熱ピローをアップデートし、新しい米ぬか糠カイロ「ヌカモフ」が完成しました。
「ぬくぬくのぬか」と「ヌカモフ」を購入していただくと、障害者施設へお金が循環する仕組みになっています。デザイン性、社会性、表現力の向上など、彼らとの取り組みで、味や値段以外の魅力が生まれている実感があります。
その後、名古屋のガーゼ生地メーカー公大さんのブランド「cumuko」や、てぬぐいブランド「かまわぬ」さん、オーガニック&ナチュラルなライフスタイルを提案するブランド「エシカミー」さんとのコラボをして商品開発・販売を実現することができました。

【新たな挑戦】
お米の可能性はまだまだあります!
2020年から、高円寺にある銭湯「小杉湯」さんで“山燕庵の湯”が始まりました。お米を精米する際に出る米ぬかは通常処分してしまうのですが、このぬかを入浴剤として銭湯で利用しているのです。私達も銭湯も嬉しくお客様も楽しめる、三方ヨシの仕組みができました。さらに「小杉湯となり」さんの食堂(会員制)では、コシヒカリアモーレを普段のお米としてご提供していただいています。お風呂でも食堂でも同じお米を体験できるって、なんだか不思議で楽しいですよね。会員さんと、私たちのような生産者を繋ぐオンラインイベントも始まりました。また、一般のお客様におにぎりをご提供するイベントや商品の販売会も開催させていただいています。

お米作りを始めた当初は、まさか銭湯で人気が出るなんて思いもしなかったことです。
お米の奥深い魅力や自然の循環の大切さを伝えるために、多くの人と出会い、繋がった結果だと思います。

私達は、小杉湯さん・小杉湯となりさんのように「普段の生活」の一部に溶け込んで、お客さまが自然と手に取ってくれるような、時代に合った環境づくりとその提案をしたいと考えています。
そのために、これからも様々なジャンル・業界の方々と一緒にお仕事をしたいです!

とはいえ、すべては最高のお米づくりから!!ですね!応援よろしくお願いします。

Instagram
https://instagram.com/san_en_an/
インタビュー:「メディアの数字」に疲れたら。 山燕庵に「いいひと」が集まる理由
https://www.70seeds.jp/sanenan-402/
甘酒アレンジレシピ:甘酒で叶える「ちょっと褒めたくなる」暮らし
https://www.70seeds.jp/store-zadankai01/
対談:使うひと、作るひと わたしとナツモフで過ごす夏
https://www.70seeds.jp/store-taidan01/

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