杉若輝夫 | 三陸の百姓小屋

あいさつ：大船渡市三陸町で百姓をしています。三陸町は海と山が接するはざ間に開けた町です。 生産物：海の見えるところで有機農業をするのが夢で、長年各地を探し回り、親切な地域民の紹介で実現しました。 　畑は10年以上農薬や化学肥料を使わない栽培をしています。 　経営は20年以上前にビル・モリソンのパーマカルチャー（パーマネント・アグリカルチャー）に巡り合い、これこそ百姓の原点と思いその実践とエコロジカルな生活を基本に取り組んでいます。 思い：生産物は地域資源を生かしたものを主体に手づくりしています。昔ながらの素朴な農産加工品等を、ふるさとから離れた都会の人達に味わってほしいと思い添加物などを使わない物づくりをしています。 　百姓が海水塩を造るきっかけは、目の前にある海水から塩を造り地域の長老に味わってもらつたら、懐かしがって”三陸は昔から塩の産地で自分も作っていた。今は造る人もいなくなり寂しい”と言ってました。この思いを受け継いで復活させたいと始めました。 夢：最近の食べ物は大量生産・流通のため添加物まみれの物が普通になっています。生産量は少なくても百姓小屋でなければ出来ない素朴な物を作り希望する人に提供出来れば何よりです。