2019.6.19
最近うちの家に卵をよく買いに来てくれる、近所のおしゃべり好きなお婆ちゃんからいただきました。
そのお婆ちゃんは、梅干しを漬けたり、オトギリソウやビワの葉を焼酎につけて薬にしたり、ユリの花も薬にしたり、昔ながらの知恵と手仕事を今も変わらずやっていて、私はいつもフムフムと聞いております。(好きそうなネタがどんどん出てくる)
昨日、梅エキスの話で盛り上がったら、今朝なんとそれを持ってきてくださいました。風邪の時にさじですくって舐めるやつで、私も子供の頃に親に舐めさせられました(子供の舌には合わなかったけど。)
硬い青梅をおろし金で擦ったものをさらしの袋に入れて、ギュッと絞って出た液体を鍋で煮詰めたもので、カビ避けに35度の焼酎と、子供でも舐めやすいように蜂蜜が入っているそうです。(5回ぐらい説明されたので、ばっちり覚えた…)
小瓶にはその辺にあったのであろう茶色い紙の両端をハサミではなく手でちぎって貼り、「梅のエキス」の事だとは思いますが「うめのいきす」とオール平仮名で書かれたラベルは、なんとも味わい深すぎます。
ドラッグストアで買う風薬の10倍くらい効きそうな、このパッケージ最高です。
「病は気から」と言いますが、治すときだって「気持ち」で治るというのはあると思います。
ラッキーにも今ちょうど風邪気味なので、早速ひとさじ頂きました。
近所のお婆ちゃん、ありがとー!
これからも色々勉強させてもらいます。
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