岩手県久慈市

柿木敏由貴

柿木畜産

短角牛

岩手県旧山形村小国で生まれ育った、柿木畜産の柿木です。趣味はスノーボード、バイク、格闘技観戦、サーフィンのパドリング。お客さまからは「牛の王子様・かっきー」とあだ名を付けていただいています。
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【牛飼いの思い】

小さい頃からすぐ傍にいた短角牛。自分の住む岩手県北は日本一の短角生産地帯、ほとんどこの牛しか知らず、この牛が「当たり前」だと思って育ちました。

しかし、他の乳牛や黒毛和牛の育て方を知って改めて「短角牛ってなんて素敵な牛なんだろう。。。」と感じる様になりました。

乳牛はお乳を搾るのが目的、子牛は1週間程で親と離され人工乳で育ちます。黒毛和牛の繁殖は子牛を産むのが目的、子育ての能力よりもそちらが優先される為、なるべく早く離乳し発情を促し一ヶ月でも早く妊娠させます。

短角牛はというと、

■春に親子で放牧され(標高800m以上の高原で、1親子に対し野球場一面くらいの広さです。)
■夏は牧場で自然交配により妊娠し(人工授精ではなく種牛と交配し妊娠します。母牛40~50頭に種牛1頭。)牧草と母乳で育ち(健康的な問題が起こらなければ雨の日も風の日も、ずっと牧場です。)
■秋まで、たっぷり親子で過ごし(約8ヶ月間一緒。子育てが上手で、お乳の出る期間も長いです。)
■冬に牛舎で出産。

という一年のサイクルで無理なく育てられます。(妊娠期間は約285日。2月中旬~3月頃に出産が集中します。)

こうして健康的に育った子牛に、さらに国産のエサだけ与え、こだわりの「山形村短角牛」として皆さんにお届けしています。

(日本の畜産の大半が輸入飼料に頼っています。輸入飼料は化石燃料を燃やして運ばれます。国産飼料で育てる事でCO2を大幅に減らせます。)
そしてお肉の味は、赤身主体で味が濃く、しくこくない爽やかな脂身臭みがなく、とても美味しいんです。

しかし、国産牛肉の流通の1%にも満たないこの短角牛は評価も知名度も低いんです。

この両方を上げるべく、BBQイベントやネットでの直接販売をしています。もしこの短角牛があまり人に知られず消えてしまうのはもったいない!どんなきっかけでも、短角牛を知って欲しい!!と思っています。

広い高原に親子で草を食む「当たり前」の景色が続くように。