瀬戸内海の島、しまなみ海道の真ん中に位置する大三島にて化学農薬・肥料に頼らない自然農法で主に柑橘を生産しています。 ここ大三島は、温暖で雨が少なく海に囲まれていることから、病害虫の発生が少なく有機農業を実践するのに大変向いています。 移住して１４年、荒廃園地や高齢にて農業を辞める方の農地を引き継いで少しづつ面積を増やし、樹を植えてきました。 慣行農法に比べますと、細やかな管理が必要となりミクロの環境をバランスよくしっかりと整える必要があります。 そのように生産された農産物は、自然の甘味と酸味がバランスよくしっかりとした風味のある果実になります。 また、その果実をふんだんに使用した農産加工品作りも行っています。 自然農法で作った農園の「島かんきつ」は、その果皮まで安全に美味しく利用することが出来ます。果皮には、果実よりも多くの「有用成分（ヘスペリジンやβ－クリプトキサンチンなど）」が含まれており、また「旨み」成分も豊富にあります。これらの成分をしっかり取り込むことで、美味しい加工品作りを行っています。