熊本県阿蘇郡南小国町
北里秀治 | 南小国杉田会
マコモダケ
○南小国杉田会
私たちは、熊本の東北部、南小国町で農業を営む70歳前後のじいさんズです。
それぞれで農業を営んでいますが、平成25年から、「南小国杉田会」として、マコモダケの生産を始めました。
○マコモダケを作り始めた理由
実は、「町の推奨品目だったから」というだけの理由です。
しかし、町で推奨され、生産者が増えていったのも一時だけ。販路の課題もあり、生産者も少しずつ減ってきました。
だからこそ、「せっかく始まったものを、このまま廃らせたらいかん!」と、作り続けることにしました。
○下流域への想い
私たちの住む南小国は、九州を流れる1級河川筑後川の源流域に位置します。美しい水の流れる里山です。
上流域に住む私たちには、この美しい水を守り、下流部で生活される方たちへきれいなままの水を届ける義務があると思っています。
マコモには水質浄化の働きがあります。実際、琵琶湖や宮城県などでは、マコモを使った水質浄化事業が行われており、南小国町で推奨されたのも、このためだと考えます。
増え始めていたマコモ生産者が減ってしまったのは、とても残念なことですが、生産者としては、売れない商品を作り続けるのは難しいことです。
なので、まずは、私たちがマコモダケを普及し、販路を開くことで、もともと生産していた町内の農家の方たちにも再度マコモダケを生産してもらいたいと思っています。
町内の生産者の収入増と、下流域へきれいな水を届ける。「一粒で二度おいしい」を実は狙っています。
特定商取引法に基づく表記
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