古林いつ子 | ガクファーム&ワイナリー

こんにちは、ガクファーム&ワイナリーです！ ガクファームのぶどう畑は、北アルプスなどの3000メートル級の山々に取り囲まれた信州松本平にあります。 ガクファームでは、ワイン用ぶどうを栽培しワインを醸造していますが、生食用ぶどうも栽培しています。 美味しいワインを造るためには、原料となるぶどうの質（糖度と酸度のバランス、中の種の熟度など）がとても重要です。生食用ぶどうは、求められるぶどうの質（糖度、果実味、外観など）が異なりますが、どちらもぶどうの生理や生育環境を理解して栽培に取り組まなければならないという点では同じです。 生食用ぶどうの栽培は、開花から成長に応じて房を整えてゆくための細かい作業が必要で、何かと手間がかかります。でも、そうしてぶどう1房1房と向き合ってぶどうの成長を見守ることは感動を伴う作業でもあります。 また、ワイン用ぶどうは、収穫がワイン造りの長い物語の通過点であるのに対し、生食用ぶどうは、収穫がゴールであり、そこで世の中に送り出せるという喜びがあります。 そしてどちらもとても大事で難しいのが収穫のタイミングです。 これから秋の深まりと共にぶどうは熟してゆきます。しっかり熟し甘く果実味がのったぶどうを見極めて収穫しお届けします。