自然農では種を蒔くことを『種をおろす』といいます。
これは人参の種を蒔く様子です。
人参は土をかけすぎたり、乾燥すると発芽しません。
なので、うっすら土をかけて乾燥しないように刈りたての草を短く切ってかぶせます。
水はやりません。
あとは植物本来の生命力で成長していきます。
人参生育は始めゆっくりなので、多少の手助けが必要です。
農薬を使わず、耕さない環境で育つ人参は草に埋もれてしまわないように周りの草を刈ってあげなければいけません。
草の中の野菜を残す、この作業は手作業でしかできないのです。
自然農の野菜は小さくても生命力に満ち溢れています。