適正価格と産直とは?
世の中には通販サイトが一杯ありますね、誰もが出品できる大手サイトからポケマルの様な生産者限定のサイトまで。
何故、生産者は個人様向け通販を頑張るのでしょう?農でも漁業でも市場に出荷すれば楽だし手間かかりませんもんね。
(一概にすべての生産者とは言いませんが)
市場価格は生産コストや生産者の生活費なんか考えてもくれません。全国的に不漁になればビックリする値段が付く時もありますよ、しかしそんなの何10年に一度くらいあればいい方でしかありません。
こんなこと言うと、直ぐに農協・漁協批判だと騒ぐ方がいるのですが、問題の本質はそこではありません。
日本では良い食材をより安く売る(買う)が各家庭にとっての正義だという風潮があるのだと思います。
生命維持に必要な水道は赤字が出ないように単価設定されてますね、電気もそうです。なのに食材は違うんです。豊作になれば流通量が多くて単価爆下げになりますし、、
なので今の市場出荷ではダメだと思ってる生産者は直販頑張るんだと思います。私もそうです。
単純に、日本は単一の同じ食材を作りすぎも問題だと思います。同じものが溢れて売れなかったら価格下がりますよね、当たり前ですね。
例えば、私が生産してるアオサでも県漁連は毎年、日本一の生産量をがんばろう!と言います。でもシーズン後半は毎年生産するだけ赤字なんじゃないかと思う単価ですよ。
親戚の人や働きにいく当てない田舎の高齢の方が、ほぼボランティアの様な報酬で仕事してるから成り立ってるだけです。
県組織にも一度言いました「日本一の生産量でも日本一安かったら生産者の為にはならない」と。所詮、手数料を取るだけの組織なら要らないですね。
漁業も表向きは後継者不足とかニュースで言ってますが、今でさえ採りすぎで小規模の生産者は税金払うどころか食べるのさえ苦しい現状なんですよ、儲からないから若手が参入しないんです。儲かったら後継者不足なんてすぐに解決します。
生産者が減って食材の需要が供給を超えたら各生産者も「利益」(生活費でない利益)出せると思います、その時が食材が水道・電気の様に生産コストも含めた適正価格で取引されると思いますが、私も消費者でもありますので食材費には覚悟が要りますね。
楽しむための食材
生命維持のための食材
各皆様でご意見は違うと思いますが、本質を捉えて頂けると幸いです。