【酸処理をしない支柱式。波、風、太陽の力で育む 柔らかくて甘い海苔】 海苔養殖では最南端の鹿児島県出水市で 自然の恵みに感謝しながら伝統的な海苔づくりを 守り続けています。 出水市では、海苔養殖をはじめた 昭和25年からずっと（酸処理）をせず （支柱式、干出）の方法をとってきました。 【酸処理って何？？】 海苔の養殖では病気を防ぐために、 養殖網ごと海苔を酸性の液に浸して 再び海へ戻す事です そのことで海苔を海水に浸す時間が長くとれ 短期間で収穫量を増やせますが 海苔は硬くなり味も香りも落ちてしまいます。 海の農薬として生態系への影響も心配されています。 出水の海苔は黒くて厚い海苔ではありません。 緑がかった黒は、太陽の光を海上でたっぷり浴びて 光合成をさかんにおこなった証。 そんな海苔の本来の味わいを引き出すため 「ふわり」とした厚みに仕立てました。 口のなかで「ほろり」とほぐれて溶けていく柔らかな 甘さと鼻に抜ける上品な香り。 自然の恵みをそのまま一枚一枚に封じ込めた 野趣あふれる味です。 （ポケットマルシェ事務局から） テレビ朝日「食彩の王国」で取り上げられました生産者さんです。