愛知県豊田市

石川龍樹

いしかわ製茶

有機栽培煎茶・抹茶・てん茶

いしかわ製茶の石川龍樹です。愛知県出身。豊田市在住。山深い豊田市下山地区(旧下山村)標高650mのしもやま高原にて開園以来一度も農薬を使用していない有機JAS認定茶園を家族で営んでいます。


【ボクシングの夢を追いかけて気づいたこと】
自動車産業が盛んな豊田市という事もあり、実家が農家である事をずっとコンプレックスに学生時代を過ごしました。高校も普通科、大学は文学部に進学、在学中にプロボクサーになりました。転機は大学卒業し、ボクシングの夢を追いながらフリーターをしていた時に、実家の手伝いをするようになってです。畑仕事から製茶工場から販売まで全ての作業を手掛けたお茶をお客様に「美味しい」と言っていただけた事でこの仕事の素晴らしさに気づきました。


【悲願の親子3代で大臣賞受賞】
祖父が開拓した豊田市上郷地区の茶園は隣町にトヨタ本社が進出してきた事もあり、都市化が進む中、茶園を守り続けています。都市化に伴い鉄道が通る事となり茶園の一部が国鉄用地にかかってしまった際に父は替地を当時の下山村の山間部にもらい、夢であった農薬を一切使わない栽培に取り組みました。幾多の困難に見舞われながらも昭和53年の茶樹定植以来農薬不使用を貫いており、抹茶の原料農家として有機JAS認証日本初取得、地区全体の有機茶園化にも尽力し平成20年には内閣総理大臣賞受賞。
有機栽培茶は生産量の8割ほどがオーガニック需要の高い海外へ渡っています。上郷地区で育てたお茶で平成24年に農林水産大臣賞を受賞し、悲願であった親子3代での大臣賞受賞を果たしました。

無農薬という表示が農水省より禁止されてから10年以上経ちますが、ルールを守らない農家、販売者だらけの世の中で、流されることなく表示ガイドラインを守っています。


【「夢は農家」と言ってもらえる社会へ】
住宅街横に広がる上郷地区集団茶園、大自然に囲まれた下山高原農場での畑仕事を楽しみに日々暮らしています。この想いが次代にも伝わり、やがて産まれくる我が子にも継いでもらえたら嬉しいです。

2010年に地元農家仲間と共に若手農家団体「夢農人(ゆめノート)」を立ち上げ、会長を務めています。子どもたちに「将来の夢は農家」と言ってもらえる社会にできるよう、食育活動や直売イベント開催などに取り組んでいます。


#有機JAS認定取得