金木犀の花びらですが、少しずつラップに包んで、そのまま常温で保存したものと、野菜室で保存したものを比べてみました。
4日間、保存してみた結果です。
それぞれ、そのまま包んだものと乾燥剤を入れて保存したもの
を作りました。
結果
常温保存はやはり黒っぽく変色していました。
野菜室で保存していたものも、所々に黒っぽくなってしまった花びらはあります。
これはどうしても生の花びらだと多少の変色は起こってしまうようです。
香りについて
常温でそのまま保存していたものはカビが生え、香りは飛んでいました。
野菜室で保存していたものは香りが残っていました。
ただ、摘んだ花びらの香りは濃縮されるのか、すこし酸味のあるような香りになります。
乾燥剤を入れて保存したものは、常温も低温も、どちらもパリパリに乾いた花びらになってしまいましたが、どちらも香りは残っていました。
この結果から、
・常温でも、乾燥剤を入れると花びらはパリパリになるけど香りは残る。
・冷蔵なら花びらの変色も多少抑えられるが、一部は変色してしまう。
という事が分かりました。
採花するときの気温など、花びらの変色に関してはその他の要因も考えられますが、今回の検証ではここまでになります。
今回は、採花した日の気温も10月としては珍しい25℃を超える陽気だったので、それもなんらかの影響があった可能性はあります。
金木犀の香りが一番強いタイミングというのはそれほど長くないため、採花のタイミングと気温はその時々で違ってくるため、今年のように10月も高い気温が続くような場合はなかなか難しい課題だと感じました。
お届けまで日数が掛かってしまう場合は、クール便などにした方がトラブルは防げそうです。