兵庫県豊岡市

中嶋敏博

中嶋農園

ぶどう、菌床しいたけ、ニンジン

◆中嶋農園の中嶋敏博です
兵庫県豊岡市出石町出身。生まれ育った地域で子どもと妻の3人家族で農家をしています。小さな子どもでも安心して食べられるように農薬を使わずにぶどうと野菜、菌床しいたけを作っています。

◆自分の手で『ものつくり』をするため会社員をやめ農家に
私は大学を卒業してすぐ父の営む小規模の養豚業を手伝い、その豚肉の直販をしていました。自家配合した飼料になるべく抗生剤を使用せずこだわりの豚肉でした....。しかし、父が亡くなったと同時に、色んな事情があって、事業をたたみその後の私は普通の会社員をしていました。
そして、30代になり会社生活を続けていく中、これから一生続けていく仕事を真剣に考える事が多くなりました。自分は、自分の手で『ものつくり』をしたい。もう一度生産者で生きていく思いが強くなりました。
そのいう思いで、無農薬で野菜や果樹を育てる農業を志すことに決めました。その中で、地域の農業者仲間や長年のぶどう栽培経験のある先輩農家の助けを受けることが出来たため、ぶどう農家になることに決めました。

◆コウノトリを守るため、自然に優しい農業に取り組んでいます
兵庫県豊岡市。世界的にも希少で絶滅が危惧され、国の特別天然記念物に指定されているコウノトリの生息地としても知られています。
明治期の乱獲や、戦後の河川改修などにより生息地である湿地が激減と、農薬散布によりエサとなるフナなどの魚類やカエル・ミミズ・バッタなどが少なくなったことで、生息地を失ってしまいましたが、現在は野生のコウノトリを見かけることができるようになってきました。コウノトリが生息できる自然環境を守るために、自然に優しい農業へ地域ぐるみで取り組まれています。

豊岡市は古くから『豊岡ぶどう』の産地として歴史がある地域です。中嶋農園のぶどうはシャインマスカット、ピオーネ、クイーンニーナを中心に栽培しています。
身体にとって安全なぶどうを作るために殺菌剤や殺虫剤、除草剤などの化学合成農薬は使用せずに育てています。種無しブドウを作る時は、植物ホルモン(ジベレリン)は使用しています。
※植物ホルモンは元々植物の身体に存在していますし、ジベレリンは微生物の培養過程から抽出したもので、他の化学合成系の農薬と違い、安全であると考えています。
また、ぶどうのオフシーズンには菌床しいたけと冬野菜、特にニンジンを栽培する農家になっています。こちらももちろん無農薬、無施肥栽培で育てています。

◆今後の展望・夢
新規就農をして5年目になりました。自分の求める事は、美味しくて安全な農産物をしっかり作れる農家になる事です。しっかり作り続けられる事というのは、本当に大変でとても難しい。今年はアレが失敗したなぁ、とか、うまくいってもたまたまラッキーが重なってただけだったりで、来年同じ様に出来る訳でもないです。自然相手の中どこまでも観察や、工夫や、試行錯誤が続くと思います。

◆苗木の植え付けから5年
ぶどうの苗木を植え付けてから、今年で5年目になります。今まで農薬と肥料を与えずに育ててきました。スタートから無施肥栽培を続けることで、病気や害虫にやられない健全は木を育てることが出来ると考えたからです。
※ 肥料を使っていませんが、土壌微生物の餌になる有機物(もみ殻、そば殻、枯草、木材チップ)などは沢山畑に入れています。
そのためには土の微生物層を改善することや、土の通気性改善をはかる土木工事からのスタートでした。無農薬栽培の難しさと可能性、ぶどうの樹を注意して観察する事、それを持続する気持ちなど、いろんな事があった中、やっと今年初収穫になります。そのぶどうの実を皆様にお届けできたらたと思います。

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