福井県坂井市

鈴木涼佑

株式会社テトテヲ

卵、プリン、マヨネーズ

◆卵や鶏肉をただ売るのではなくニワトリさんを買ってもらう、豚肉をただ売るのではなく豚さんを買ってもらう、そういう関係を築きたい。
(株)テトテヲの鈴木です。地元出身のスタッフ10名と一緒に福井県の坂井市という東尋坊や丸岡城などがある市で農業をしています。
そんな坂井市の海の近くで小山に囲まれた田んぼ跡地に鶏さん(福地鶏)800羽、豚さん9頭、牛さん3頭を飼っています。またその卵やお肉を使い、加工品やレストランもしています。
幸福度No1といわれる福井県で家畜動物たちも育っていく間は幸せに活き活きとしてもらい、ストレスなく健康に美味しくなってくれればうれしいです。また牛さんや豚さんは、耕作放棄地を開墾、除草してくれるお仕事までしてもらっています。
ぜひ皆さんに一緒に育てているような感覚になってもらい、卵やお肉を美味しく食べていただけたら嬉しいなと思います。

◆私たちの想いや現場のコトをきちんと伝えられるような農業を
「自産自消」が当たり前の世の中に、耕作放棄地を減らしていきたい。それが私たちの大きな理念です。今の時代は情報社会でなんでもすぐ情報は手に入りますが、現代の食事において農業の現場や、作り手との距離がすごく離れてしまっていて、本当に美味しい物や、大切なことから距離が遠くなってしまったと思うようになりました。私たちは農業を始めていくにあたって、自分たちが育てたものを通じて、私たちの想いや現場のコトを食べてくださる人にきちんと伝えられるような農業がしたいと思い始めました。

◆福井の北端の耕作放棄地で
福井県坂井市三国は福井県の北端にある地域です。有名な観光地ですと東尋坊があります。そんな海沿いの谷津田の耕作放棄地を、購入しました。草が生い茂る耕作放棄地でしたが、まずは平飼いの養鶏の鶏舎をたて、ハウスで野菜をつくり、牧草をまき、牛を放ちました。まだある、耕作放棄地部分を今牛さん、豚さんにより開墾していきながら、地域の資源と私どもの畑の中での循環を通して飼料を補っていければと思っています。

◆平飼いで育つ福地鶏
今のメインは800羽の平飼いで育てている福地鶏です。福井県が推奨するブランド鶏種で肉も美味しく、卵も美味しい鶏です。1平方メートル当たり6羽以内に抑えた密度でニワトリさんたちは元気に走り回って育っています。飼料には地元の飼料米を20%配合した遺伝子組み換えでない飼料を中心に草刈り後の緑餌や地元の農家さんからわけていただく過剰な野菜なども与えています。
そんな美味しい卵をふんだんに使い、愛情を込めつつシンプルに手作りしている加工品も絶品です。なめらかなプリン、濃厚アイスなど、素朴ながらも卵の美味しさがよくわかる品になっています。

◆耕作放棄地を解決する自然畜産
健康に育ったお肉や卵は美味しい!それを感じてもらいたい!そして最後は食べられてしまう家畜さんたちですが、生きている間は幸せでイキイキと暮らしていけるような飼い方をしても成り立つ自然畜産の生産・消費の仕組みをつくるの協力いただきたいです。
今、耕作放棄地がどんどん増えています。国内で40万ha、特に大規模の農家さんが管理できないような形が悪かったり、小さかったり、奥まった場所での放棄地は手の施しようがありません。私たちは自分たちの耕作放棄地あとでの平飼う養鶏と耕作放棄地での放牧牛、放牧たがやす豚をモデルとして全国の耕作放棄地を皆で解決していけるような仕組みを作っていきたいと思っています。みなさんもぜひ、ご理解いただき美味しく食べてもらえると嬉しいです。

◆今後の夢
今後の夢は「自産自消」が当たり前の社会になるために、みなさんに農場にきていただき、現場をみてもらい、想いを聞いてもらうこと、
また「耕作放棄地をなくしていきたい」という思いを叶えるため、放牧牛、放牧たがやす豚のモデルを販売まで含めてしっかりと築いていくことで日本中の耕作放棄地をなくし、日本のよき景観を守っていければと思っています。そのためにも農場に人が訪れ、鶏、豚、牛たちと触れ合い、食べることのありがたさ、命の連鎖を感じていただけるような農場にしていきたいです。

◆福地鶏の卵を使った加工品も絶品です
現在、メインの仕事は平飼いの福地鶏の卵「ふくたまご」と「ふくにく」の生産・加工・販売です。
特に長年、地元で好評を受けている、ふくたまごをふんだんに使い、無添加でシンプルに調理する、プリン、マヨネーズ、アイスは絶品です。
県外からの注文を多く、リピータさんがついていただけるような品物になっています。ぜひお試しください。