ポケマル/ポケットマルシェ
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高橋博之さんの投稿

  • 2025.8.23
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    夏に食べたい!爽やかな「甘夏シロップ漬け」の魅力とおすすめアレンジ フルーツ缶といえば、やさしい甘さで食べやすい「みかんのシロップ漬け」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 実は、陽だまりファームでは定番のみかんだけでなく、「甘夏」を使ったシロップ漬け もご用意しています。 みかんとはひと味違う爽やかさを持つ甘夏。その魅力と、美味しく楽しむアレンジ方法をご紹介します。 甘夏とは?夏にぴったりの柑橘 甘夏は、みかんに比べてさっぱりとした酸味と、ほんのりとした苦みが特徴の柑橘です。 ジューシーで香りも豊か、食べると口いっぱいに清涼感が広がります。 暑い夏に甘いものは美味しいけれど、ちょっとくどく感じてしまうこともありますよね。そんな時に甘夏の爽やかな風味はぴったり。ひと口でスッとリフレッシュできるのが魅力です。 甘夏シロップ漬けの魅力 陽だまりファームの甘夏シロップ漬けは、果実の風味を大切にしながら、ほどよい甘さのシロップに漬け込んで仕上げています。 酸味がやわらぎ、甘夏特有の爽快感と甘みのバランスが絶妙。ジューシーで食べやすく、お子さまから大人まで幅広く楽しめる味わいです。 おすすめの食べ方・アレンジ 甘夏シロップ漬けは、そのまま食べてももちろん美味しいですが、ちょっとアレンジするだけでさらに夏らしい一品に変身します。 冷やしてそのまま … 暑い日のデザートにぴったり。 フルーツポンチに … 他のフルーツ缶と合わせれば、見た目もカラフルで爽やかな一皿に。 ドリンクにアレンジ … 炭酸水やサイダーに入れると、果実感あふれるフルーツドリンクに。 スイーツのトッピングに … ヨーグルトやバニラアイスに添えれば、爽快感がプラスされて大人のデザートに。 ご家庭のおやつや夏休みのパーティーにもぴったりです。 まとめ|夏のおやつにぴったりの一品 暑い季節にこそ食べたい、爽やかな「甘夏シロップ漬け」。 甘さと酸味のバランスが絶妙で、リフレッシュしたいときにおすすめのフルーツです。 陽だまりファームの甘夏シロップ漬けで、夏のおやつ時間をちょっと贅沢に楽しんでみませんか?
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  • 2025.8.22
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    みかんが日焼けする理由、知ってますか? 夏の畑では、人間と同じように みかんも日焼け してしまうことがあります。 強い日差しを浴びると、みかんの皮の表面温度がぐんぐん上がっていきます。 すると実から水分がどんどん逃げてしまい、補給が追いつかなくなるんです。 その結果、皮がカラカラに乾いてしまい、一部が茶色く変色して「日焼けみかん」になってしまいます。 実はこの“日焼け跡”、ただの見た目の変化ではありません。 弱った部分から病気が入り込みやすくなるため、農家にとってはとても厄介な存在です。 そして、見た目はどうしても茶色くなってしまうため、たとえ中身が食べられる状態でも市場には出せません。 農家としては、せっかく手間をかけて育てた実が商品にならないという、大きな悩みの種になります。 少しでも日焼けを減らすために、私たちは剪定の仕方を工夫し、葉っぱが果実を覆って直射日光から守れるようにしています。 それでも自然相手なので「完璧に防ぐ」ということはできません。 「太陽の恵み」がみかんを甘く美味しく育ててくれる一方で、こうして“日焼け”という厳しさももたらすのです。 みかんの日焼けは、消費者の方にはあまり知られていない現象ですが、農家にとっては頭の痛い課題です。 「果物も人と同じように日焼けするんだ」と知っていただけたら嬉しいです。
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  • 2025.8.4
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    「雨が降らない夏。みかんの木に“かん水”を始めました」 自然の力だけでは育てられない…美味しいみかんづくりの裏側 今年の夏は、全国的に雨が少ない日が続いています。 私たち陽だまりファームのある地域でも、ここ最近まとまった雨が降らず、畑はカラカラ。 そのため、みかんの木に**「かん水(=水やり)」**を始めました。 #みかん農家の仕事 #果樹農家の日常 ■ かん水って何?なぜ必要? みかんは、もともと乾燥に比較的強い果樹ですが、それでも一定のタイミングでは「水」がとても重要になります。 特に今の時期(8月)は、みかんの果実がグンと大きくなる成長期。 この時期に土壌が乾燥しすぎていると… 実が肥大せず小ぶりになる 玉が裂けて割れてしまう 樹が弱って翌年の収穫に影響が出る といった問題が起こってしまいます。 #みかんの成長 #農業の裏側 ■ 雨が降らない=農家にとっては大問題 日照りが続くと、「雨が恋しいなあ…」というレベルでは済まず、 農家にとっては収穫量・品質・来年の出来までを左右する大きな課題になります。 そこで、私たちは朝夕の気温や土の乾き具合を見ながら、 少しずつ・ていねいに、みかんの木に水を届けています。 #かん水作業 #雨が欲しい ■ 美味しいみかんのために かん水は時間も手間もかかる作業ですが、 「甘くてジューシーなみかんを届けたい」 そんな気持ちで、今日も畑でじっくりとみかんの木と向き合っています。 自然の力に感謝しながら、足りないところは人の手で少しだけサポート。 これが、私たちのみかんづくりの姿勢です。 #陽だまりファーム #農家ブログ 今年の夏も、どうか実りある秋になりますように。 そして、そろそろ一雨…降ってくれることを願っています。 #天気と農業 #自然と生きる
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  • 2025.7.29
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    浜松市農業経営塾で講演させていただきました ~農業のリアルと希望を伝える55分~ こんにちは。陽だまりファームの高橋です。 このたびご縁をいただき、浜松市農業経営塾にて講演をさせていただきました。 テーマは 「計画を立て、実行し、改善する力をつける」 ~陽だまりファームの実例から学ぶ経営のヒント~ お越しいただいた皆さま、誠にありがとうございました。 今回は、これまでの農業経営における成功や失敗、試行錯誤のリアルを、できる限り率直にお伝えしました。 ―――――――――――――――――――― 農業と無縁だった私が、みかん農家になった理由 もともと私は農業とは無縁の世界で生きていました。 大学卒業後はIT企業で働き、朝の満員電車に揺られて通勤する毎日。 ある日ふと「このままこの生活を続けていくのか」と疑問を抱き、思い切って退職。 バイクで日本一周し、アフリカまで旅をするなど、かなり自由に生きてきました。 そしてたどり着いたのが、実家の手伝いとして始めた農業でした。 夢も希望もなかったスタートでしたが、少しずつ人が集まり、2019年には「株式会社陽だまりファーム」として法人化しました。 農業もPDCAが大事 「農業って計画通りにはいかない」――これは誰もが感じていることだと思います。 だからこそ、私たちは「考え、振り返り、改善する力」を日々意識しています。 特に大切にしているのがPDCA(計画→実行→評価→改善)の考え方。 感覚や勘に頼らず、データや現場の声をもとに「次はもっと良くする」仕組みづくりを実践しています。 ―――――――――――――――――――― 商品をつくるだけでは足りない みかんはもちろん、私たちはその加工品(ジュースやジャムなど)も展開しています。 クラウドファンディングを活用し、傷んだブラッドオレンジをジュースに変えた事例も紹介しました。 「想定外を価値に変える」 これは6次産業化ならではの面白さだと思います。 販路の多角化は、農業の安定につながると実感しています。 ―――――――――――――――――――― “人”がいなければ農業は回らない 今回の講演では、スタッフとの関係づくりについても触れました。 マニュアル整備と「なぜやるのか」の共有 柔軟な働き方への対応 定期的な面談で「小さな声」に耳を傾ける 感謝を言葉にする文化づくり こうした小さな取り組みの積み重ねが、良いチームをつくります。 そして、「人が集まる農業」こそがこれからの時代に求められると思っています。 ―――――――――――――――――――― ここまでを振り返って 農業は失敗の連続です。 しかし、同じ失敗を繰り返さず、次に活かす姿勢があれば、必ず前に進めます。 私はその想いを胸に、これからも経営と現場の両方から農業に取り組んでいきます。 農業に正解はありませんが、工夫次第で変えていけます。 こうした“農業の希望”を、今後も現場の実践や情報発信を通じて、多くの方と共有していきたいと考えています。 そして―― 農業の未来は、誰かが変えてくれるのを待つのではなく、 “自分たちで変えていく”という気持ちが何より大切だと私は信じています。 私たち陽だまりファームも、まだまだ発展途上のチームです。 でも、一歩ずつ前に進み続けることで、 今日よりも少しだけ良い明日をつくっていけると信じています。
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  • 2025.7.28
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    📢【夏季休業のお知らせ】 いつも陽だまりファームをご愛顧いただきありがとうございます。 誠に勝手ながら、**8月9日(土)〜8月17日(日)**の間は夏季休業とさせていただきます。 この期間中のお問い合わせやご注文への対応は、8月18日(月)以降に順次対応いたします。 ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします🌿 暑さ厳しい折、皆さまもどうぞご自愛くださいませ🍊
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  • 2025.7.27
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    【残り16本】今年の梅シロップ、予想以上の売れ行きです! こんにちは、陽だまりファームです。 毎年ご好評をいただいている栽培期間中農薬不使用の小梅を使った梅シロップ。 今年は例年にも増してたくさんのご注文をいただき、なんと残り16本となりました! 実は今年、梅の不作の影響で製造数がかなり少なかったのですが…… それを上回るペースでのご注文に、スタッフ一同びっくり&感謝の気持ちでいっぱいです。 ✔ 梅シロップってどんな商品? 陽だまりファームの梅シロップは、三ヶ日産の栽培期間中農薬不使用の小梅と砂糖のみで作っています。 ・炭酸水で割って梅スカッシュに ・お湯割りでほっこりホット梅ドリンクに ・かき氷やヨーグルトにかけても◎ 爽やかな酸味と自然な甘さで、夏の疲れをやさしく癒してくれます。 ✔ 梅が不作でも、味は妥協なし! 今年は梅の収量が少なく、「作りたくても作れない…」という状況。 それでも、状態の良い小梅だけを厳選し、丁寧に仕込みました。 少量生産だからこその品質。 数量限定だからこその“特別感”。 ✔ ご購入を検討中の方へ すでにリピーターさんを中心にご注文が相次いでおり、このペースだと数日で完売もありえます。 「飲んでみたかった!」 「贈り物にしようと思ってたのに…」 という方は、お早めのご注文をおすすめします! 皆さまのご注文、心よりお待ちしております! 完売後の再販は、来年の梅の収穫次第となります。
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  • 2025.7.22
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    生梅がなくても大丈夫!今から始める「冷凍梅しごと」のススメ 毎年、梅の季節になると「今年こそ梅干しを漬けたい!」「梅シロップ作ってみたいな〜」と思いながらも、気づけば時期を逃してしまった…なんてこと、ありませんか? 「気づいたらもうスーパーに生梅が並んでいない…」 「忙しくてタイミングを逃してしまった…」 そんな方にぜひ知っていただきたいのが、冷凍梅の存在です。 冷凍梅とは?季節を問わず使える便利な梅 冷凍梅とは、その名の通り、生の梅を鮮度の高い状態で冷凍保存したもの。 一見、生梅の代用品のように思われがちですが、じつはとっても優秀なんです! ✔️ 冷蔵庫で自然解凍するだけでOK ✔️ 梅干し・梅シロップ・梅酒など、どんな梅レシピにも使える ✔️ 梅酢が上がりやすく、梅干し作り初心者にも扱いやすい 「冷凍だと味や香りが落ちるのでは…?」と心配される方もいますが、実際は梅の繊維が壊れてエキスが出やすくなるため、むしろ扱いやすいという声も。 梅シロップも早く完成しやすく、忙しい人にもぴったりです。 冷凍梅が人気の理由 冷凍梅は、こんな方におすすめです: 生梅の季節を逃してしまった人 はじめて梅しごとに挑戦する人 必要なときに梅を使いたい人 時間をかけずに梅シロップを作りたい人 実際に陽だまりファームでも「冷凍梅は便利!」「むしろこっちのほうが簡単かも」と、リピーターのお客様が増えています。 陽だまりファームの冷凍梅はここが違う! 私たち陽だまりファームでは、静岡・三ヶ日町で農薬の使用をできるだけ抑えた梅栽培を行っています。 収穫した梅はそのまま丁寧に洗浄・選別し、鮮度を保ったまま急速冷凍。 だからこそ、季節を問わず“あの時の香りと味わい”を、いつでも楽しむことができるんです。 また、冷凍梅は必要な分だけ使えて、残りは冷凍庫に保存できるのも大きなメリット。 ライフスタイルに合わせて、ムリなく梅しごとを楽しめます。 数量限定での販売です! 冷凍梅は加工向けに確保しているため、数に限りがございます。 毎年ご注文が集中するため、気になる方はぜひお早めにご覧ください。 今年こそ、梅しごとをはじめてみませんか? 季節の手仕事は、暮らしに小さな豊かさを与えてくれます。 冷凍梅なら、「やってみたい」と思ったタイミングで、いつでも始められます。 ぜひこの夏、あなたも“冷凍梅しごと”に挑戦してみてくださいね😊
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  • 2025.7.14
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    陽だまりファームが「一般事業主行動計画」を策定する理由 〜小さな会社だからこそできる、働きやすい職場づくり〜 こんにちは、陽だまりファームです。 私たちは静岡県浜松市・三ヶ日町で、みかんを中心に果物や加工品を生産・販売している小さな農業法人です。 そんな私たち陽だまりファームは、「一般事業主行動計画」というものを策定し、厚生労働省が運営する「両立支援のひろば」にも掲載しています。 今回は、 • 一般事業主行動計画とは何か • どんなメリットがあるのか • 法律ではどうなっているのか • そして、なぜ小さな会社である私たちがこれを実施しているのか をわかりやすくご紹介したいと思います。 ________________________________________ 一般事業主行動計画とは? 一般事業主行動計画とは、企業が仕事と子育ての両立支援や女性活躍推進など、働きやすい職場環境を整えるために策定する計画のことです。 たとえば、 • 育児休業を取りやすい環境づくり • 時短勤務制度の整備 • 女性の管理職登用の目標設定 など、会社の現状をふまえて目標や取り組み内容を決め、計画として社内外に公表します。 ________________________________________ 「両立支援のひろば」に掲載とは? 「両立支援のひろば」は、厚生労働省が運営するポータルサイトで、全国の企業の取り組みが検索・閲覧できるようになっています。 陽だまりファームもここに計画を掲載しており、他の企業の取り組みと並んで紹介されています。 ▶ 両立支援のひろば(厚生労働省) https://ryouritsu.mhlw.go.jp/ ________________________________________ 法律ではどうなっている? 従業員が101人以上の企業には、この「一般事業主行動計画」の策定と届け出が義務づけられています(「次世代育成支援対策推進法」や「女性活躍推進法」など)。 一方、100人以下の中小企業に対しては努力義務とされていますが、策定・公表・届け出を行うことが推奨されています。 ________________________________________ 作るメリットは? 中小企業でも、この行動計画をつくることで次のようなメリットがあります: ● 職場の課題が「見える化」される 今の働き方の中で改善すべき点や、社員の声を反映する機会になります。 ● 求人の際に「安心感」を与えられる 子育て中の方や女性の求職者にとって、「両立しやすい会社」として印象を持ってもらえます。 ● 社会的信用が向上する 行政や他企業からも「ちゃんとした取り組みをしている企業」として評価される機会が増えます。 ________________________________________ なぜ、小さな会社の陽だまりファームが策定したのか? 正直に言うと、私たちのような小さな会社では、法的義務はありません。 それでもこの計画を作ったのは、「家族や暮らしを大切にしながら働ける職場にしたい」という想いがあるからです。 農業の現場でも、 • 子育てをしながら働きたい • 高齢の親の介護がある • 短時間だけ働きたい といった社員の声が少しずつ増えてきました。 小さな会社だからこそ、1人ひとりの働き方に寄り添える柔軟さがあります。 その姿勢を行動計画という形で見える化し、社会に発信していくことが、これからの会社づくりにとって大切だと考えています。 ________________________________________ 🌱 小さな一歩が、未来の働き方を変える 一般事業主行動計画は、大企業だけのものではありません。 むしろ、小さな会社こそ、社員の声に耳を傾け、一人ひとりに合った働き方を柔軟に取り入れやすい立場にあります。 陽だまりファームはこれからも、 「自然に寄り添い、人にも寄り添う」 そんな職場を目指して、小さな一歩を積み重ねていきます。 今後の私たちの取り組みに、どうぞご注目ください。
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  • 2025.7.13
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    暑い日が続いていますが、収穫まで摘果作業が続きます 梅雨が明け、夏の陽ざしが本格的になってきました。私たちの果樹園でも、毎日汗をかきながら「摘果(てきか)」作業が続いています。 スタッフはこの暑さの中、空調服を身に着けて作業しています。服の中を風が循環するようになっていて、少しでも体への負担を減らすための工夫です。それでも真夏の畑は過酷。照りつける太陽、容赦ない湿度との闘いです。雨の日も風の日も、果実のための手入れは欠かせません。 摘果とは? 「摘果」とは、実った果実の一部を間引く作業のことです。一見もったいないように感じるかもしれませんが、この工程はとても大切です。 果物の木には、春にたくさんの花が咲き、そのあと多くの実がつきます。しかし、すべての実をそのまま育ててしまうと、栄養が分散されてしまい、一つひとつの実が小さくなったり、味が薄くなってしまうのです。 そこで、手作業で実を選びながら間引いていきます。残された実にはしっかりと栄養が行き渡り、甘くて美味しい果物に育っていくのです。収穫のときに「わあ、おいしそう!」と思ってもらえる果実をつくるための、いわば“下準備”のような作業です。 畑に広がる異変と、これからの栽培 しかし近年、気候は確実に変わりつつあります。特にここ数年の高温は、みかんの木にとっても厳しい環境です。葉が焼けたり、実が日焼けしてしまったり、ひどい場合には木そのものが弱り、枯れてしまうこともあります。 「昔ながらのやり方」だけでは、もう通用しない時代に入っているのかもしれません。水の管理、剪定の方法、土づくり――。これまでの常識を見直しながら、試行錯誤を続けています。 それでも、変わらずに「おいしい」と言ってもらえる果実を届けたい。その想いを胸に、今年も畑に立ち続けています。 地道な作業が、実りを支えています 炎天下の中、ひと玉ひと玉を見極めながら摘果する作業は体力も集中力も必要ですが、秋の実りを思い浮かべながら作業を進めています。 おいしい果物は、こうした地道な手仕事の積み重ねから生まれています。今年も皆さんに喜んでいただける実りになりますように。
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  • 2025.7.11
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    山の守り神かも?畑道で目が合った“あの動物” 畑に向かう、いつもの山道。 ふと前方に視線をやると、道の真ん中に静かに立っていたのは――ニホンカモシカでした。 その場から一歩も動かず、こちらをじっと見つめるその姿。 目が合った瞬間、思わず息を呑み、足が止まりました。 こちらも動かず、ただただ見守るしかありませんでした。 まるで、山の奥にひっそりと佇む「シシ神様」に出会ったかのような、そんな不思議な感覚。 農業をしていると、こんな出会いもある 農業は、自然と向き合い、自然と共に生きる営みです。 季節の移ろいを肌で感じ、風の匂いや土のぬくもりを知る。 そして時に、こうした思いがけない出会いがあることも―― それは、農業という仕事の大きな魅力のひとつです。 自然の中で働いていると、人間が自然に「お邪魔している」存在であることを実感します。 この日出会ったニホンカモシカも、「ここは私たちの山だよ」と、静かに語っているように感じました。 ニホンカモシカは「特別天然記念物」 この不思議な動物、ニホンカモシカは日本の特別天然記念物に指定されています。 日本固有の哺乳類で、森林に棲むその姿はどこか神秘的。 普段は山奥でひっそりと暮らしていて、人里に姿を見せることは多くありません。 だからこそ、こうして出会えたのは本当に貴重な瞬間でした。 ただの野生動物ではなく、どこか「山の守り神」のような存在に思えてなりません。 自然とともに生きるということ 農業には、大変なことも多くあります。 天候に振り回される日もあれば、収穫が思うようにいかない年もあります。 でも、その一方で、こんな心を打つ出会いや、自然の美しさを感じられる日々もあります。 人と自然が向き合い、時に語り合い、支え合いながら生きていく―― それが、私たちが目指している農業のかたちです。 これからも自然と調和しながら、作物を育てていきたいと思います。 また、あの“山の守り神”に会える日を楽しみにしながら。
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