◆なめこ生産農家 兼 農家レストランシェフの武藤洋平です はじめまして。「東和季の子工房」の武藤洋平と申します。生まれも育ちも福島県二本松市旧東和地区です。 なめこの生産農家の２代目として、また自宅の農家レストランのシェフとして日々奮闘しております。 春にはアスパラガス、初夏にはブルーベリーも栽培しています。どうぞよろしくお願いします。 ◆東京でのビストロ修行から就農へ もともと、両親の専業農家としての背中を見て育った私は本当は農業を継ぐつもりはありませんでした。農家あるあるだと思います（笑）。 高校を卒業した私は料理の道を歩むべく調理師専門学校へ入学し、卒業後東京の某ビストロで修行を積みました。 しかし、慣れない都会暮らしとキツイ仕事で、すっかり心身ともに疲れ果て料理の道というもの自体を諦めかけていました。 その時に久々に実家に帰り、生まれ育った地元の自然の風景や、両親の営む農業という生き方を見つめ直すきっかけになりました。 その時から農業と料理の道を両立させようと、自宅の小屋の一部を改装し完全予約制の農家レストランを開業し、農家と料理人の二足のわらじで生活を始めたのが農家になったきっかけです。 今ではよく「働き方改革」と言われ、副業を勧める企業も増えてきていると聞きますが、私にとって就農はまさに「働き方改革」だったと思います（笑） ◆「鮮度」へのこだわり 私が育てる農産物はもちろん、農家レストランのメニューの中にも並びます。 必然的に野菜の美味しさや、お客様と野菜の新しい出会いに最大限に貢献できるように、何よりも農産物は「鮮度」にこだわっています。 一般的な市場流通を通った農産物が最終消費者に届くまでに、収穫から３〜４日掛かってしまうことが多いです。 ですので、うちで食事をとっていただいたお客様には「今まで食べられなかったけど、これは食べられる」と言っていただける方が多くいらっしゃいます。 ポケットマルシェでも一番は「鮮度」にこだわってお客様とお付き合いできるように心がけて参ります。