秋田県潟上市
高橋徹 | 真農楽園
りんご、りんごジュース
◆真農楽園(しんのらくえん)の高橋徹です!
秋田県生まれ、東京埼玉育ち、秋田県潟上市在住です。果樹園は隣町の井川町にあります。
脱サラして2010年から長野県で農業研修を始め、2012年に独立したものの、リンゴ無農薬栽培が原因となり半ば追い出される形で5年間暮らした長野県を離れました。2015年に秋田県に帰郷、引退した農家から果樹園を引き継いで再出発しました。今はその果樹園を再生中です。
◆難病の経験から食の尊さに気づき農家へ
24歳の時に難病を患い長期入院したことが人生の転機となりました。治療のため飲食禁止で点滴によって水分栄養分は補給されるものの、体は痩せ細り寝たきりの状態となり、終わりが見えない苦痛に心身共に疲弊して生きる気力を失いました。2ヶ月が過ぎて少量の水分を摂ることを許され、小さな氷を口に含んだ瞬間、涙が溢れて止まりませんでした。心の底から湧き上がる生きる喜びを感じていました。この体験から、お腹だけでなく心を満たす、空気、水、食べ物の尊さを全身で感じたことが、農家として生きることを決意する原点となりました。
◆こだわりのポイント
自然栽培*を目指し、今は減農薬・無化学肥料でリンゴと二ホンナシを、無農薬・無化学肥料でモモとセイヨウスモモを栽培しています。(*自然栽培とは、農薬や肥料を使わずに、自然の力を活かす栽培。)
見映えの良さより、食味の良さを優先して栽培管理しています。
安全であることは勿論、安心して食べていただけるように、使用した全ての農業資材を公開します。
◆伝えていきたいこと・信念
食べることは、生きること。
今日いただいた生命が、明日のあなたの生命を養います。
自然に生かされ、自己を活かす。
生き物たちが各々の役割を果たし、生命が光り輝く農園を創造します。
全ては繋がっています。
◆今後の展望・夢
就農当時に立てた目標があります。
「100年後も継続できる果樹園経営の礎を築く」
現在主流の、農薬や化学肥料に依存した慣行栽培はすでに破綻しています。大量破壊・大量生産・大量消費・大量廃棄社会から生まれた、この農法を捨て、新たな農法の確立が求められています。
しかし、それは未知の世界。未知へ挑む農家一人一人の努力が花を咲かせ、いつか実を結ぶように、私も種を蒔き続けます。
◆最後に一言
全ての生き物は自然界で様々な関係、繋がりを保って生かされています。
その生かされている命を精一杯に活かすことが生き物の使命であり、喜びであると思います。
よろしくお願いします。
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