レクチェの食べ頃判断 その3 と渋味について
☆切ったときの感触
はっきり言えば、頭の出っ張り部分は
柔らかくなりすぎているので切り落とします。
まな板に正位で置いて6~8当分にし、
皮を向くのですが、リンゴや梨のように
皮を剥いたときにカクカクになるのは
早めだと思います。
食べ頃が適切だと、刃を当てて
果実を刃の方に押し当てるだけで
薄くスルスルっと刃が入っていきます。
このとき ツルツルして果実を落としそうになる
くらいが完熟の状態です。
ここまでの3つの投稿で
外観・香り・切ったときの感触
が食べ頃の判断になります。
ここで、外観か香りがのどちらかが「食べ頃かな?」と思えた段階で食べるとよいと思います。
待ちすぎて腐らせることもありますので・・・
とても、食べ頃が分かりにくい果物ですが、
何度か食べ頃を気にして食べていると、
「食べ頃」のポイントがつかめるかと思います。
美味しいタイミングで食べてもらえたら嬉しいです。
☆渋味について
ナナモカさまのお話に出てきた
「渋い果実」は2点の要因が考えられます。
・レクチェの特性で糖度が16度を越えて高いと渋味が残る場合が有ります。この場合は栽培技術に直結する部分なので、農家さんを変えてみるのもよいのかもです。
・食べるタイミングが早すぎると渋いです。自分達農家は市場出荷や農協出荷をするとき、食べる1週間前の状態で箱詰めしています。そのため、同じ感覚で箱詰めしたものが直送で届き、すぐに食べてしまうと甘味も香りも弱く、渋味の残った状態も入っている場合があります。
バナナで青みがあるものは甘くなく、青臭いときがありますが、そのような状態です。
このような原因で渋味が残ります。
まずは食べたタイミングが早くなかったか?と考えてみるのがよいかもですね。
以上 長くなりましたが
「レクチェの食べ頃判断」でした