【お客様へのお詫びとご連絡】
連日たくさんのご注文を頂き、ありがとうございます!
わたなべ農園です。
お客様からご指摘がございましたので、この場でお詫びとご説明をさせていただきます。
みどり米の製品内に、時折黒い粒が混じっているが、これは何かというお問い合わせを頂きました。
商品説明欄に、この件に関しての記載が抜けており、ご心配をおかけしてしまいました。申し訳ございません。
結論から申しますと、このような黒い粒、または紫色の粒は、みどり米の田んぼに生えた雑草(殆どが雑穀)の種、またはみどり米そのものの籾が混入したものであり、食べてしまっても全く問題はございませんので、見つけた場合には、まずはご安心頂ければと思います。
このような、雑穀の種が混入してしまう背景には、みどり米の栽培方法と、その特性に原因がございます。
みどり米は、可能な限り農薬を減らして栽培しております。生育初期の雑草は、植え付け時に同時に散布する、【雑草の発生を抑える】タイプの農薬を使用することである程度は抑えることができますが、それでも限界があり、抑えきれなかった雑草は手で抜いて除去しております。
残念ながら完全にこれらの雑草を除去することは難しく、一部の雑草の種が収穫時に混入してしまいます。
しかし、その内の多くは、その後の製品化の際に、複数の選別機を通すことにより除去ができます。
普通のお米なら、ほぼ全ての雑草の種などの異物が除去できるのですが、みどり米は、米粒が他の米に比べて非常に小さいことや、もともと色が付いていることなどから、機械でも完全な選別が難しく、極少量ながら、どうしても混入を防ぐことができません。
お客様には大変申し訳ございませんが、選別限界としてご理解くださいますようお願い致します。
このたびご指摘頂きました点については、商品説明欄に記載させていただきましたので、ご確認頂ければと存じます。
この度はご心配をおかけし、大変申し訳ございませんでした。
なお、園主家族は、この選別作業中に、異物と判断されて機械から排出された【みどり米のB品】を、毎日、玄米に混ぜて炊いて、食べております。
写真はそれを撮影したものです。
みどり米は米粒が小さいため、B品として選別、排出されたものの中にも、製品が混じってしまう割合が多く、捨てるのが非常にもったいないので、自家用として食べています。
この【みどり米のB品】の中には、大量の雑草の種も含まれていますが、もともと田んぼの雑草は雑穀ですので、『天然の雑穀米を食べている』ということになりますね。
画像の中に黒い粒が多く見えますが、こちらが今回お客様からご指摘を頂いた雑穀の種になります。
この黒い種の雑草の名前は、【ネムノキ】といいます。
古くから、実や木の皮などが漢方薬として使用されてきた雑草の一種です。
数年以上前から大量に食べている園主でも、健康に問題はありませんので、まずはご安心頂ければと思います。